株式会社ワコムは、エントリーモデルの液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq 16」を発売した。35年に渡り培った経験とノウハウで自然な描き心地と作業効率性を実現した「Wacom Cintiq 16」はイラスト、マンガ、ファインアートに適したツール。「Wacom Cintiq Pro」シリーズよりも機能は最小限に抑えつつ、描き心地のよいペン性能を持った液晶ペンタブレットを求めている学生、趣味でお絵描きをする人、そして初めて液晶ペンタブレットを利用したい人に向けた製品となっている。ワコムストアの販売価格は73,224円(税込)。
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■製品概要

「ワコムのデジタルペンと液晶製品はプロクリエイターの皆さまに欠かせないものとなっています。そこで、これからクリエイティブの未来を担う学生やクリエイティブ制作のキャリアを積み始めたばかりの方に最適なソリューションとして、プロ向け製品と同じペンテクノロジー、品質、ノウハウが詰まった製品をお届けします」とクリエイティブ・ビジネス・ユニットのエグゼクティブバイスプレジデント、ファイク・カラオグルは語る。

「Wacom Cintiq 16」は、プロクリエイター向け製品に搭載されている「Wacom Pro Pen 2」テクノロジーを採用したエントリーモデル。ペンの正確性と8192レベルの筆圧感知や傾き検知に対応し、1つ1つのストロークや手の動きを高精度に再現する。ワコム独自のEMR(Electro Magnetic Resonance:電磁誘導方式)テクノロジーにより、バッテリーや充電は一切不要。15.6型のフルHD(1920×1080)液晶パネルを搭載した「Wacom Cintiq 16」は、AGフィルムディスプレイにより、紙に描くような自然な描き心地を実現した。ワークスペースに設置しやすいコンパクトなデザインで、三分岐ケーブル(3 in 1ケーブル)で簡単にパソコンに接続することができる。また、折り畳み式内蔵スタンドや19゚~68゚までお好みの角度で利用可能なオプションスタンド(2月上旬発売予定)で、ワークスタイルに合った角度に調整して作品づくりを楽しむことができる。

ワコムは、2001年にCintiq初号機を発表し、初めてクリエイティブ用途の液晶ペンタブレットを市場に導入した。以来Cintiqシリーズはアニメーション、映画、ゲーム、工業デザインの制作で広く利用されている。新たにラインアップに追加された「Wacom Cintiq 16」もこれまでに販売されたCintiqシリーズと同様に、自然で直感的な描き心地で、作業効率の向上や作品のコラボレーションが可能だ。WindowsとMacに対応し、Adobe、Autodesk、Pixologic、セルシス、Corelなど、多くのメーカーの筆圧対応ソフトウェアと共に利用することができる。

■下取りキャッシュバックキャンペーン

1月8日(火)予約開始から3月31日(日)の期間にワコムストアでは「下取りキャッシュバックキャンペーン」を行なっている。「Wacom Cintiq 16」を購入し、メーカー・機種を問わず液晶ペンタブレットまたはペンタブレットを下取りに出された人に、もれなく8,000円をキャッシュバックする。