Tsugiは、効果音作成ツール「GameSynth」の最新バージョン2019.2をリリースした。
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■最新版2019.2について

新モデル「WEATHER」が登場
天候にまつわる音をシミュレーションできる新モデル「WEATHER」が登場。
・雨、雹(コンクリート、木、ガラス、傘、プラスチック、水など、地面の材質も設定できる)
・風(そよかぜから竜巻まで作成可能)
・雷(ゴロゴロ音から鋭い雷鳴まで作成可能)
・葉や草のそよぎ音(風のスピードに応じたコントロール)
音はすべて効果音サンプルを使わず、プロシージャル手法で生成されていく。あらゆるパラメータをフルコントロール可能で、ハイクオリティな天候音を生成できる。またランタイムにおいても、ごく僅かなメモリフットプリントの消費でサウンド演出を実現できる。
アニメーションカーブのインポートが可能に
さらに大きな進化として、メジャーな3Dツール(Houdini、Maya、3DS Max、Motion Builder)、2Dツール(SpriteStudio、Spine)で扱うアニメーションデータのカーブやモーションキャプチャデータ(BVH)を、GameSynthに取り込めるようになった。取り込んだカーブを「オートメーションカーブ」として用いることで、絵のモーションとシンクロした効果音をつくり出すことができる。効果音はモーションカーブ(つまり絵の動き)に連動してGameSynthによって自動的に生成されるため、従来のようなアニメーションの修正に伴う音の修正作業を、大幅に削減できるのも魅力のひとつ。「アニメーション側で尺とタイミングが変わったから、音もまた録音し直して編集しないと......」という手間を回避でき、制作時間と費用の削減にもなる。
アニメーションカーブのインポートが可能に
さらに大きな進化として、メジャーな3Dツール(Houdini、Maya、3DS Max、Motion Builder)、2Dツール(SpriteStudio、Spine)で扱うアニメーションデータのカーブやモーションキャプチャデータ(BVH)を、GameSynthに取り込めるようになった。取り込んだカーブを「オートメーションカーブ」として用いることで、絵のモーションとシンクロした効果音をつくり出すことができる。効果音はモーションカーブ(つまり絵の動き)に連動してGameSynthによって自動的に生成されるため、従来のようなアニメーションの修正に伴う音の修正作業を、大幅に削減できるのも魅力のひとつ。「アニメーション側で尺とタイミングが変わったから、音もまた録音し直して編集しないと......」という手間を回避でき、制作時間と費用の削減にもなる。

■新サウンドモジュール、新機能搭載

「炎」ジェネレーター:焚き木、爆発、松明、ファイアボール、ドラゴンの炎など、あらゆるリアルな炎系サウンドを創りだせる
「スクリプト」モジュール:C#でオリジナルのサウンドジェネレーターを作成できる
「雨」、「雹」、「雷」、「風」、「草木」:新登場のWEATHERモデルと同じジェネレータを、サウンドモジュールとして扱える
「ループ」、「リピーター」、「整流器」、「分割」といったモジュールも追加された(使い方はマニュアルpdfで解説されている)
またモジュール設計において、ケーブルが自動的に接続されていく「オートコネクト機能」も追加された。これは、モジュールの種類、モジュール同士の距離、ユーザーの履歴を見ながら、最適なピン同士、ケーブルの連結・切断が自動で行われていく機能で、よりモジュールの組み立てがサクサク行えるようになった。

■オンラインパッチリポジトリへのアクセスが可能に

さらに、従来独立したWebサービスであった「オンラインパッチリポジトリ」に、GameSynthツール内からアクセスできるようになった。これにより、GameSynthツール内からオンライン上にある膨大な効果音パッチを検索し、ワンクリックでを欲しいパッチをロードすることができる。ゲーム・アニメ・映像のサウンドメイキングにおいて、あらゆる効果音を利用していけるほか、膨大なアイディアとインスピレーションを得ることができる。