VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社Psychic VR Labは、STYLYのシステムアップデートを実施し、ARコンテンツの制作に対応した。これによりスマホ、タブレット(iOSおよびAndroid端末)向けにARコンテンツを配信することが可能になった。
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■概要
同社が独自に提供しているSTYLY Studioは、Webブラウザ上でノンプログラミングでxRコンテンツを構築できるツール。STYLY Studioで作成したコンテンツは、従来はVR HMD、Webプレイヤー(PCのWebブラウザ上で3D空間を体験できるもの)での閲覧、体験に限られていた。今回のアップデートにより、このSTYLY StudioでARコンテンツを作成し、スマホ、タブレット向けに配信が可能になった。STYLY Mobileアプリがインストールされていれば、即座にARコンテンツを体験できる。
■アップデートの主な内容
今回新たに追加された機能・特徴
・AR/VRシーン作成用のテンプレートを用意:STYLY Studioにてシーン新規作成時、ARおよびVRのテンプレートを選択するだけでそれぞれに対応したコンテンツを作成できる。
・体験時に必要なSTYLYマーカーを自動で発行・表示:ARコンテンツ公開時、STYLYマーカーを自動で発行。STYLY Galleryにアクセスした際、ARコンテンツの場合はSTYLY マーカーを表示、ダウンロードできる。これをSTYLY Mobileアプリで読み込むことですぐにARコンテンツを体験できる。
改善点
・シーン一覧、シーン情報設定画面へのアクセスしやすさの改善(非WebGL画面の追加)
従来STYLY Studioは起動に時間のかかるWebGLの画面の起動を待ってから、シーン一覧表示や、タイトルなどシーン情報の設定が可能だった。これを新たに非WebGLの画面を用意することで、時間をかけずに表示、設定することが可能になった。
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