レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)は、17.3型大画面モバイルワークステーション「ThinkPad P17」を発表した。一般的なモバイルワークステーションの場合、高性能なCPUモデルには高性能なGPU(グラフィックス)しか組み合わせができず、オーバースペックとなるケースも少なくなかった。そこでレノボでは、CPUとGPUをフレキシブルに選択、組みあわせ可能なモデルをリリース。例えば、インテル Xeon W プロセッサーとNVIDIA Quadro T1000、インテル Core i5 H プロセッサーとNVIDIA Quadro RTX 5000という組み合わせも可能だ。ThinkPad P17の他、ThinkPad P15(8月25日発売済)もCPUとGPUを自由に構成でき、ユーザーに多様な選択肢を提供する。
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■CPU、GPUを自由に組み合わせ可能、モバイルワークステーションのフラッグシップモデル「ThinkPad P17」
ThinkPad P17は、デスクトップワークステーションレベルの性能を追求したThinkPad P73の後継モデル。CPUはインテル Xeon W プロセッサーから第10世代インテル Core i5 Hプロセッサーまで、GPUはNVIDIA Quadro RTX 5000からNVIDIA Quadro T1000まで、自由な組み合わせで構成可能。ユーザーそれぞれの用途に合わせて、多様な選択肢を提供。17.3型4K UHDモデルは、Adobe RGB 100%の色域とDolby Vision HDRに対応し、工場出荷時のパネルの発色に戻したり、好みのカラープロファイルに切り替えることができるX-Rite Pantone ファクトリー・カラー・キャリブレーションが利用できる。また、ハイパフォーマンスを必要とする作業には、CPUとGPUの処理能力を最大化するウルトラパフォーマンスモードを搭載。VRや高精細3Dコンテンツの制作など負荷のかかる作業も快適に行うことができる。その他、メモリはECC、Non-ECCともに最大128GBまで搭載でき、LTEをオプションサポート。優れた安定性と信頼性で、プロフェッショナルユーザーのニーズに応えるモバイルワークステーションのフラッグシップモデルだ。