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フジテレビが開発・製品化するCG画像計算の分散処理ソフト「RENDER SPICE」、日本の放送局初ProResの公式認定取得

フジテレビが開発・製品化するCG画像計算の分散処理ソフト「RENDER SPICE」、日本の放送局初ProResの公式認定取得

フジテレビが開発・製品化しているCG画像計算の分散処理ソフトウェア「RENDER SPICE」が、Apple社の映像フォーマットApple ProResの公式認定を取得した。公式認定される企業の多くはメーカーで、放送局としては世界で5社目、日本の放送局では初めての取得となる。
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■概要

HD以上の高度なCG制作において、単一の作業マシンだけではCG画像の計算時間(レンダリング)が膨大にかかる。これを解消すべく、フジテレビでは、複数マシンの巨大な計算パワーを連携させてCG画像計算を高速に処理するソフトウェア「RENDER SPICE」を、局内CG制作向けインハウスツールとして2006年に開発。その後、2008年に特許出願・製品化した。フジテレビが制作するドラマやアニメなどのコンテンツ制作過程で使用しているほか、フジテレビ以外のCGプロダクションでも多くの使用実績があり、その処理能力の高さで好評を得ている。今回の公式認定を受けて「RENDER SPICE」の計算結果がProResの公式フォーマットで出力できるようになり、編集作業や素材の受け渡しの効率が大幅に高まり、CG制作現場のワークフロー改善も可能となる。なお、ProResフォーマットが出力できる「RENDER SPICE」の新バージョン(macOS対応Ver2.0)は、年内のリリースを予定している。

■「RENDER SPICE」リードプログラマ・新井清志氏(フジテレビIT推進センター)コメント

「CG制作現場のエンジニアとして、現場のニーズを内製プログラムで迅速かつ適切に満たすとともに、ニーズの変化に合わせて改修を続けてきた結果、製品化のみならず、重要な映像フォーマットの認定にいたったことをうれしく思います。今後も、ソフトウェア開発のスキルを持ったチームでCG制作パフォーマンスの最適化を追求していきます」。

■CG画像計算の分散処理ソフトウェア「RENDER SPICE」

特徴:デザイナーが覚えやすいシンプルな日本語GUI、管理サーバーが不要、日本の制作現場(10~40台規模)の特性を考慮した設計、各レンダーノードの稼動状況が記録可能、QuickTimeムービーファイルを自動作成、ProRes公式フォーマット出力可能(Ver2.0以降)
対応:OSmacOS X 10.9 ~ 10.11、Windows Vista, 7, 8, 8.1,10
販売代理店:株式会社Too
標準小売価格:20,000円(税別)
開発者:新井清志氏(フジテレビIT推進センター)、遠山健太郎(フジテレビデジタル技術運用部)

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