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Vol. 82 碧珊瑚 ~CaeruleuPlerogyra Sinuosa~

Vol. 82 碧珊瑚 ~CaeruleuPlerogyra Sinuosa~

ディテールを上げるときに複雑な模様を使用するのはとても良い手段のひとつですね。特に自然物から得られるパターンはとてもユニークで、ディテールにあふれているものが多く、勉強になります。今回はbubble coral(ミズタマサンゴ)からヒントを得て作成してみました。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 226(2017年6月号)からの転載記事になります

TEXT_早野海兵(画龍) / Kaihei Hayano(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada



STEP1:フラクタル

▲最近、プロシージャルやらフラクタルやらをよく目にする機会があって、改めて3DCGの数値による幾何学模様のすばらしさに感心しているところです。3ds Maxには初期からプロシージャルテクスチャと呼ばれる、フラクタル系のテクスチャがありますが、あまり繊細な表現には使用できないくらいのものでした。近年、レンダリングサイズなどが肥大化するにあたり、またこれらの解像度に依存しない表現が有効になることも多くなりそうですね。

STEP2:モデル画像

▲モデル画像です。全体に模様を見せたかったのもありますが、シンプルにしつつ、自然らしさを出すためにゆらいでいるような形に整えました。

STEP3:モデルの作成

▲今回は等間隔のポリゴンから始めたかったので、プリミティブの天球体から作業スタートです。

▲見える範囲の上部だけニョキニョキとキノコのようにサンゴを生やします。

▲後は自然にぶちゃっとつぶします。

▲UVを保持しておき、方向感がわかりやすいように仕上げておきます。

▲魚を追加して海底のサンゴ感を出します。

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STEP4:模様の作成

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