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Vol. 83 電球シャンデリア

Vol. 83 電球シャンデリア

今回はプロダクトものです。3DCGは本当に様々な分野で使用されています。特にプロダクト系のデザインツールとしては昔からCADなどが馴染み深いですが、ツールを覚えるのがとても大変でした。昨今はどのソフトもとてもユーザーフレンドリーにできていて、初めての人でも無理なく良い作品がつくれる素晴らしいツールになってきています。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 227(2017年7月号)からの転載記事になります

TEXT_早野海兵(画龍) / Kaihei Hayano(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada



STEP1:デザインを考える

▲この連載ではソフトの使い方の解説がメインなので、いきなりモデリングを始めているように思われるかもしれませんが、実際のところ1ヶ月の制作期間中の作業配分は次のとおりです。
1 ~10日目:何をつくろうかとおおざっぱに考えておく
10~20日目:つくりたいものをしぼりつつ、様々なWebサイトでイメージを集める
20~25日目:つくりたいものがおおよそ決まり、ディテールに近い資料を集める
25~29日目:集めた資料を見ながらデザインを考えつつ、実際のつくり方を研究する
29日目:作業開始
30日目:記事を書く
こんな感じです。デザインが多いものほど、作業よりも資料を集めたり考えたりする時間が多くなりますね。

STEP2:モデル画像



▲モデル画像です。今回はしっかりモデリングしていますね。くり返しにインスタンスを多用しているので、データ自体はそれほど重くありません。

STEP3:モデルの作成

▲今回、一番興味があったのはフィラメントの部分。ここからモデリングしていきます。

▲ソケットなどもあまり見えないのですが、きちんとつくっておきます。

▲下部の支えを作成し、細かいディテールを足していきます。

▲作成した電球をひとつのパーツと考え、5つクローンさせて1セットの電球を作成します。

▲さらに追加のディテールを加え、これをコンテナに収納します。

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STEP4:複製作業とテクスチャ作成

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