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Vol.96 龍扇

Vol.96 龍扇

夏もまっさかりで暑い日が続いていますね。今回は龍をモチーフにした扇子を作成しました。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 241(2018年9月号)からの転載記事になります

TEXT_KAI(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada

STEP1:シンボルの龍


▲このところ毎年、この時期には当社のシンボルでもある龍を作成していたので、今年もアレンジした新しい龍を作成しました。思えば最初にシンボルとして龍を制作したのは8年前のこと。私の作品はその時々で完結するものが多いのですが、この龍は時代と共に、そのときの風情や技術を採り入れて長く続けている珍しい連作です。ちなみに3ds Maxのデータはあまりにバージョンが古いと開けなかったり、開いてもエラーが出たりと、デジタルですが永久なものではありません。デジタルかアナログかを問わず、大切なものは定期的にメンテナンスすることをオススメします。

STEP2:モデル画像



▲モデル画像です。表面の模様はほとんどスプラインの塊です。ワイヤーフレーム表示だと複雑そうに見えますが、スプラインなのでステップなどを後から調整でき、軽いモデルと重いモデルを同時に操作できます。

STEP3:モデリング


▲扇子の骨組みを作成していきます。やや複雑な35間と、骨の数の多い扇子に挑戦してみました。


▲プラグインのCloneでコピーしながら形を調整し、配列していきます。


▲扇面部分を骨に合わせて作成し、繋いで1枚の扇を形成。


▲最後に仲骨部分に装飾を施して豪華にします。


▲この後、龍をスプラインで配置してレイアウトを決めていきます。

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STEP4:シーンの作成

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