>   >  Villard スカルプティング・ラウンジ:Vol.05 Yellow Dragon phantom beast[黄龍 幻獣]~Concept Model
Vol.05 Yellow Dragon phantom beast[黄龍 幻獣]~Concept Model

Vol.05 Yellow Dragon phantom beast[黄龍 幻獣]~Concept Model

ZBrushマスターとして独特の存在感を放つVillard・岡田恵太が、ZBrushを用いた勢いのある造形テクニックを毎月紹介していく本連載。今回は岡田氏の作品にも数多く登場する、龍をスタンダードな手法で造形していきます。

TEXT_岡田恵太 / Keita Okada(Villard Inc.
EDIT_小村仁美 / Hitomi Komura(CGWORLD)



シンプルで流れのある龍

5回目となる今回のモチーフに選んだ動物は龍です。今回は、全体的に統一感があり、流れのある龍を制作してみたいと思います。造形はコンセプト寄りで、作る部分と作らない部分との配分を気にしながらスピーディに制作していきました。

主要な制作アプリケーション
・ZBrush 2018
・Adobe Photoshop CC 2017
・KeyShot 7
・Procreate 4.0.10

STEP 01:デザイン画の準備

今回も初めにデザイン画を用意します。龍のうねり具合等を明確にするために、顔の細かなデザインよりも全体的な流れを優先して描きました。


STEP 02:Sphereから顔のラフモデルを作成

今回も顔の造形から始めていきます。斜めから見上げている構図のため、顔はそこまで大きく映らないので、雰囲気重視でざっくりと制作していきます。ClayBuildupブラシとSnakeHookブラシで形状を作り、Slashブラシでディテールを加えます。


大まかな形を作成します

STEP 03:顔の作り込み

顔の印象を決めていきます。少し余裕のある、悪役のような印象をもたせたかったので口角を上げて笑っているような印象にしました。SnakeHookブラシとSlashブラシを多用しつつ造形を進めていきます。今回はよりエッジを立てて造形します。


  • 【1】鱗を作成します

  • 【2】上からも確認します


  • 【3】サブツールで目を作成します

STEP 04:角や身体を作成する

今回はシンメトリで作成して最後にポーズをつけるながれではなく、最初からポーズ込みで造形していきます。ポーズ込みで造形を進める方が雰囲気を崩さずにねらった構図を作成できます。ClayBuildupブラシとSnakeHookブラシで引っ張りながら形状を調整していきます。


  • 【1】サブツールで角を作成します

  • 【2】作成した角を複製して増やします


  • 【3】Sphereを伸ばし体を作成します

  • 【4】ClayBuildupブラシで筋肉やボリュームを付けます


  • 【5】サブツールで腕を作成します

  • 【6】腕を複製して片方の腕を作り、少しポーズに差を付けます

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STEP 05:鱗やディテールを作成

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