こんにちは、CGWORLD編集部です。CGWORLD 2022 クリエイティブカンファレンスも盛り上がる中、先日から告知しておりましたCGWORLD最新号、vol.292(2022年12月号)がいよいよ本日11月10日(木)に発売です! 今月号の見どころや業界の気になるトピックを、CGWORLDアドバイザリーボードのメンバーに紹介していただきました!
CGWORLD vol.292(2022年12月号)
特集:モデリングの今が示す、デザインの未来
判型:A4ワイド
総ページ数:128
発売日:2022年11月10日
価格:1,540 円(税込)
リーダーを志す人に求められる考え方とは?
CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼
今月の連載「編集長が聞く」では、活躍されているCGアニメーターの方にリーダーとしての目線でお話を伺えて、とても面白かったです! 技術だけでなく、人を育てたり、チームをつくったりというのはまったく別軸の考え方が必要だと改めて理解し、将来リーダーを目指している方々にぜひ読んでいただきたい内容になりました!
表紙と特集で展開するバーチャルファッション
CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一
今月号の表紙グラフィックのモデルは、バーチャルヒューマンのimmaと、NIKEに買収されたNFTプロジェクトCLONEXの3Dアバターです。すでに国内外から熱いコメントが寄せられていて、バーチャルファッションの今後に大きな可能性を感じました。メイキング特集もぜひご覧ください!
Netflixオリジナルアニメ『エクセプション』
CGアート全般&実写VFX担当:Khaki
今回のHOT STUFF! 掲載のNetflixオリジナルアニメ『エクセプション』はKhakiでオープニングムービーの制作を担当させていただきました。坂本龍一、天野喜孝など豪華なスタッフが参加し、独特のタッチと世界観で描かれている本編のビジュアルがどのように生み出されたのかに注目しています。
2Dと3Dの調和が美しい『The DioField Chronicle』
ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛
今号のGame Graphics Studioでは『The DioField Chronicle』にフィーチャーしております。緻密かつ繊細なキャライラストと、重厚なトーンの背景が上手く引き立てあって調和した印象的なアートの作品。2Dと3Dの表現を組み合わせて両立させたアートディレクションを行いたいプロジェクトのクリエイターさんに、とても参考になると思います!
発展を続ける画像生成AIと新型VRデバイスに注目
ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス
10月19日(水)から開催された「Adobe MAX 2022」で「CAI(Content Authenticity Initiative)基準を活用した画像生成AIの研究開発」が発表されました。今年のトレンドワード「画像生成AI」がいよいよメインストリームに合流します。また、Metaから発売される新型VRデバイス「Meta Quest Pro」に搭載されたフェイストラッキング機能がどのように活用されていくのか注目したいです。
Ryzen 9 7950XかCore i9-13900Kか
レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明
Ryzen 9 7950XとCore i9-13900Kが出そろい、ベンチマークが火花を飛ばしています。ゲーミングパフォーマンスでは13900Kが一歩リードしているようですが、レンダリングやコンテンツ制作系ベンチマークでは7950Xがやや優勢のようです。両者ともオーバークロックでまだまだ実力を伸ばせる余力をもっているところが凄いですよね。とはいえCG制作では安定的に動作することも重要な要求性能なので、導入に際してはじっくりと見極めていきたいところです。