映画やアニメ、ゲームなどの制作で頻繁に利用される国内のモーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオをリストアップし紹介する本連載。スタジオごとに面積や設備、料金や実績などの基本スペックと、独自の技術やサービス、コンセプトなどのPRポイントをまとめた。モーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオを探す際にぜひ活用してほしい。

第7回は、Hibino VFX Studio（studio PX HIBINO）を紹介する。

運営

柔軟性と革新性を備えたバーチャルプロダクションスタジオ

Hibino VFX StudioはインカメラVFXに必要な機能を備えたバーチャルプロダクションスタジオです。主にCM撮影、MV撮影、ドラマ撮影、配信イベント等でご利用いただいています。コンサート・イベント大型LED映像で数多くの運用実績を残しているヒビノだからこその高品質なインカメラVFXシステム環境をご提供致します。また、指定の外部スタジオへ撮影に必要なシステムを持ち込み、最適な環境を構築することも可能です。参画しているメタバース プロダクションでは技術面を全面サポート。「studio PX HIBINO」としても稼働しています。

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＜制作実績＞

（映画） → 有
（ドラマ） → 有
（CM） → 有
（MV） → 有
（生配信-TV）→ 無
（生配信-ネット）→ 有

＜スタジオSPEC＞

（種別） → LEDディスプレイ
（カメラ）→ 基本持ち込み（レンタル対応も可）
（照明機材 ）→ なし（天井、サイドに環境光用LEDあり）
（使用ツール）→ disguise「vx4+」／ROE Visual「Ruby1.5F」、「Carbon3 Mark II」／stYpe「Redspy3.0」
（広さ）→ 184㎡

■LEDディスプレイ・システム

背景エリア：ROE Visual「Ruby1.5F」 全幅9m×高さ4.5m、W5,760×H2,880pixel／環境光用ディスプレイ（天井）：ROE Visual「Carbon3 Mark II」、幅6m×奥行4.8m

環境光用ディスプレイ（側面）：ROE Visual「Carbon3 Mark II」、幅1.8m×高さ3.6m×2式（移動可能）／4K LEDプロセッサー：Brompton「Tessera SX40」

＜POINT1＞豊富な実績と技術力

Hibino VFX StudioはインカメラVFX、スクリーン・プロセス、XR撮影の分野で幅広い実績を持っています。サービス開始以降、CM撮影、MV撮影、ドラマ撮影、配信イベントなど、様々なプロジェクトにてご利用いただいております。数多くの作品作りに携わらせていただいているからこそ、クライアント様のニーズに応える最適なシステムの設計・構築、撮影環境をご提供することが可能です。

＜POINT2＞最新のバーチャルプロダクション技術を提供

Hibino VFX Studioのパートナー「ROE Visual」、「Brompton」、「stYpe」、「disguise」は世界中のバーチャルプロダクションスタジオで多く採用され、様々な撮影実績があります。Hibino VFX Studioはパートナーとの連携を通じて世界中から集まった技術を集約し、世界基準のバーチャルプロダクション撮影を実現します。

＜POINT3＞外部スタジオでの機材運用もサポート

Hibino VFX Studioは常設スタジオでのサービス提供だけでなく、外部スタジオへLEDディスプレイとシステムを持ち込み、運用できることも大きな強みです。また、撮影機材のレンタルも行なっており、キャリブレーション済みのカメラとレンズを豊富なラインアップからお選びいただくことも可能です。高品質な作品作りには欠かせない、最適なLEDサイズの選定からシステム設計・構築までヒビノが全面的にサポート致します。