映画やアニメ、ゲームなどの制作で頻繁に利用される国内のモーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオをリストアップし紹介する本連載。スタジオごとに面積や設備、料金や実績などの基本スペックと、独自の技術やサービス、コンセプトなどのPRポイントをまとめた。モーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオを探す際にぜひ活用してほしい。
今回は、LDH DIGITALを紹介する。
運営
LDH DIGITAL
〒153-0043
東京都目黒区東山1-2-2
目黒東山スクエアビル1F
HP:www.ldh.digital
「作り方から作る」
LDH DIGITALは、アニメ制作に特化したCGプロダクションで、LDH JAPANとのコラボで2022年10月に設立されました。「作り方から作る」をモットーに、プロジェクトのディレクション、キャラクター制作、アニメーション制作、モーション撮影、データ処理、コンポジットまで一貫して対応できます。ワンストップでのサービス提供により、柔軟なアプローチでニーズに合わせた最適なソリューションをお届けします。公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
<できること>
(種別)→光学式
(アクター手配)→ 有
(フェイシャルキャプチャ)→ 無
(フィンガーキャプチャ)→ 有
(ライブ配信)→ 無
<スタジオSPEC>
(使用ソフトウェア) → Vicon Shogun/MotionBuilder/Unity/Unreal Engine
(使用カメラ)→ Vicon Vantage V5/V16
(使用システム )→ Vicon
(カメラ台数)→ 28台
(広さ)→ 10m×4m×3.2m
(最大収録人数)→ 8人(片手5点マーカー実績)
ダンス収録に最適なモーションキャプチャスタジオの設備
私たちのモーションキャプチャスタジオは、ダンススタジオを改良しているため、音響設備と大サイズの鏡を完備しています。スタジオの前面は全面鏡張りとなっていて、アクターが自分の動きを確認しやすい環境です。また、フローリングの床材を使用していて、ダンスに最適な条件が整っています。もちろん、演技の収録にも対応できるため、多様なニーズにお応えできます。
モーションキャプチャの導入から活用までの総合サポート
モーションキャプチャを使いたいけれど、どのように進めたらいいかわからない、などのお悩みがあれば一緒に考え、ご提案します。劇場版アニメ制作やゲームアプリ開発のノウハウがあるため、総合的にご協力可能です。
柔軟なモーションキャプチャのアプローチと提案
従来の手法にとらわれず、ニーズに合わせたより良い方法を多角的にご提案します。例えば、収録速度を速めたい場合、収録前後のTポーズを廃止することができないか、リアルタイムで確認したい場合、その場で編集してつなぐことができないかなど、常に考え続けています。