オンラインアトリエ「INEI ART ACADEMY Atelier」で行われているコンセプトアートチャレンジ第3弾！
今回は、ゲームの中に登場する「森の中の大魔道士の屋敷」のコンセプトアートに挑戦しています。
回数を重ねるごとに力をつけているメンバーの作品をぜひご覧ください。
課題／設定
◆課題
ゲーム中に登場する「森の中の大魔道士の屋敷」のコンセプトアートを描きなさい
◆設定
ファンタジーゲーム『Dragons and Fantasy（PS6）』。主人公たちの探検の拠点となる森の中の日当たりの良い開けた場所に、突然現れる大きな大魔道士の屋敷
第1位：古老の家／sio
一位に選んでいただき、大変光栄です。大魔導師の家という設定なので幻想的かつ暖かな雰囲気を意識して制作しました。今後はAIのような次世代の技術にも挑戦したいと思います。ありがとうございました！
講評
森の中の、陽の当たる開けた場所にある大魔道士の家というとてもわかりやすいお題に対して、素直に対応してくれた点がとても良いと思います。何度もくり返し言っていますが、自分だけしかわからないものよりも見る人みんながわかるものを素直に表現している点を他の皆さんもこの作品から感じ取ってほしいです。また、制作にUE５を使っている点もとても良いですね！遊びながらどんどん自分にあったツールを使っていきましょう。次回はさらにスケール感を大事にしていくと良いですね。
第2位：森の守護者／熊谷クルル
ストーリーを感じる絵を目指しています。次はもっと伝わる、物語が動いている絵を描いてみたいです。
講評
気持ちの良い大魔道士の家を描いてくれました。アトリエではどのように進めていったかをホワイトボードでわかるようにしているのですが、AIのイメージ出しからリファレンス集め、ブラッシュアップと思考のプロセスをわかりやすく残してくれている点もよかったです。光の色が感じられるところもとても良いです。次回は陰、暗い部分の表現を工夫してみるとさらによくなると思います。ライティングの勉強を進めましょう。
第3位：導き／十口ヒトベ
賞をいただくことができとても光栄です。今後もより一層深く学び、次回の課題でも活かしたいと思います。
講評
前回までにアドバイスされたことを素直に受け止めて自分なりの答えを出していっているところがとても評価できます。素直に人のいうことを聞けるのは立派な才能です。その姿勢はずっともっていてください。今までの全て直線的に構成した比べて有機的な構成にチャレンジしていてとても良いと思います。次回はデザインと色味を増やすことを目標にしてみると良いですね。
アトリエメンバーの作品
総評
この課題は「有機的なデザイン」と、みんなの頭の中にある「よくある設定」の課題でした。よくある設定の魅力をそのまま100倍にしてコンセプトアートにする気持ちで臨むと良い感じになったのではないかなと思います。
日頃からいろんなイメージを頭の中の引き出しに入れておき、どんなお題に対しても最短距離で答えにたどり着く訓練をしておくと今回のような課題に対しても「あ、あの感じだな」とイメージできるようになりますよ！
3回目となったアトリエ課題ですが、皆さんがどんどん上手くなっていって正直驚いています。
やはり仲間がいて競い合うって大事ですね。今回も順位付けは結構困りました。
惜しくも3位に入らなかった人たちもいつでも上位に入るチャンスがあるので楽しみにしています！
次回もどうぞお楽しみに～！
【アトリエNEWS!!】4月に野外スケッチ会を開催しました！
4月8日（土）には、アトリエのメンバーたちと駒沢公園（東京）で、久しぶりの野外スケッチ会が開催されました。
オリンピック記念塔や緑豊かな公園の木々を描くため、多くのメンバーたちが集まり、それぞれが持ち寄った画材でスケッチを楽しんでいました。
スケッチをしていると、たまたま通りかかった人たちも足を止め、アトリエメンバーの作品を見てくれました。
お互いの作品を共有し、助言しあいながら、有意義な時間を過ごすことができました。
絵を学ぶ仲間が集まるオンラインアトリエ「INEI ART ACADEMY Atelier」
INEI ART ACADEMY Atelierとは?
INEI ART ACADEMY Atelierは、絵を勉強する人たちが気軽に集まるオンラインアトリエです。アトリエでは毎週金曜日に『Weekly Sketch Study』としてアトリエメンバーがギャラリーに集まり、絵を描く練習をしています。ほかにもメンバー各々が主体となりBlender部やAIアート研究会、写真部、スケッチ同好会、XR研究会などの部活動がつくられ自主的に活動しています。また、野外スケッチ会や美術館巡り、スタジオ訪問など毎月企画されるイベントもあり、アトリエメンバー同士の交流も盛んに行われます。
