オンラインアトリエ「INEI ART ACADEMY Atelier」にて実施されたコンセプトアートチャレンジの第5弾!
今回の課題は、2029年に公開されるドラマ「Z-zone」(設定)に登場する、愛する人がゾンビに変わるシーンのコンセプトアートです。INEI ART ACADEMY Atelierのメンバーたちはこのチャレンジに挑戦しました。
ゾンビやホラーが苦手なメンバーもいましたが、仕事を想定して、各自が独自のコンセプトアートを制作しました。
富安氏の講評を含め、これらの作品をぜひご覧ください。
課題と設定
- 課題
「廃墟化学薬品工場の最狂ゾンビロード」のコンセプトアートを描きなさい
- 設定
2029年公開予定のドラマ『Z-zone』に出てくる最愛の人がゾンビになってしまったシーン
第1位:救済の刻/ラルフ
講評
思いきったシンメトリーの構図にして上手くいきましたね。シンメトリーの構図は神聖なイメージをもちやすくなるので、今回のテーマにピッタリはまったようです。モンスターの後ろにステンドグラス、壊れた窓からの光などの演出もあって、中央のモンスターの怖さが引き立っています。廃墟の薬品工場が教会のようになり、絵からパイプオルガンの音が聞こえてきそうな点も良かったです。
第2位:邂逅/十口 ヒトベ
講評
ゾンビのデザインに力を入れてやってくれました。悲劇的なデザインをつくるために試行錯誤していたのがアトリエのホワイトボードを見て伝わってきました。完成度を上げていけて良い経験ができましたね。廃墟の薬品工場という面白いテーマがあるので、次回は環境にも力を入れて絵をつくっていけるともっと良くなると思います。
第3位:Mother/熊谷クルル
講評
毎回いろいろなアプローチで作品をつくっていて興味深いです。今回はAI+3Dセットで挑んでいました。興味のある表現を探していくのは良いことです。画づくりでは、色がシンプルすぎたかも。黒く潰れすぎているところが画面に多く、暗いところにもトーンを見つけて表現していけると良くなると思います。
アトリエメンバーの作品
アトリエNEWS
ストップモーション時代劇『HIDARI』のコンセプトアートに アトリエメンバーが挑戦!
次回の課題は、ストップモーション時代劇『HIDARI』とのコラボ企画となります。アトリエのメンバーが『HIDARI』のコンセプトアートを手がけることになります。10月18日(水)にオリエンテーションが行われ、『HIDARI』の川村監督と松本プロデューサーが参加してアトリエ内で現在企画中の映画の詳細を共有し、多くのアトリエメンバーが質問を通じて企画の意図や内容を深く理解しました。次回発表させていただきますのでお楽しみに!
INEI ART ACADEMY Atelierとは?
INEI ART ACADEMY Atelierは、絵を勉強する人たちが気軽に集まるオンラインアトリエです。アトリエでは毎週金曜日に『Weekly Sketch Study』としてアトリエメンバーがギャラリーに集まり絵を描く練習をしています。ほかにもメンバー各々が主体となりBlender部やAIアート研究会、写真部、スケッチ同好会、XR研究会などの部活動がつくられ活動しています。また、野外スケッチ会や美術館巡り、スタジオ訪問など毎月企画されるイベントもあり、アトリエメンバー同士の交流も盛んに行われます。
オンラインアトリエ『INEI ART ACADEMY Atelier』の詳細はこちら