世界の一流スタジオで活躍するアーティストによるスキルアップイベント
『Premier Insights』の第3回の開催が決定しました!

今回のテーマは"アニメーション"。

有名作品で使われたテクニックや実践的なアニメーションノウハウ、デモンストレーション、思考プロセスまで、幅広く様々なアニメーターのノウハウを学ぶことができます。
アーティストの皆さんのインプットを増やし、今後の創作活動に役立ててください。 (※全セッション日本語字幕・アーカイブ付)

記事の目次
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    セッション紹介

    リアルな四足動物のアニメーション

    講師: Arda Uysal (Animation Supervisor @ DNEG)

    本講義では、肉食動物(ヒョウ)と草食動物(ウシ)を例に、それぞれの解剖学的な違いを踏まえた歩行サイクルの作り方を紹介。さらに、犬や馬のアニメーションテスト分析を通じて、説得力のある動きを生み出すためのアプローチを掘り下げます。

    リファレンスの収集方法から、パスを使ったショットのブロッキング、アークトレーサーの活用法、そしてフェイシャルアニメーションの Tips まで、アニメーション・VFX 業界の現場で実際に使われているテクニックを幅広くカバー。四足動物のアニメーションに取り組むすべてのアーティストにとって、実践的な学びが得られる内容となっています。

    眼で語る 〜フルフェイスを使った台詞のアニメーション〜

    講師: Ere Santos(Animation Supervisor @ Walt Disney Animation Studios)

    本講義では、リップシンクにおける「眼」の重要性に焦点を当て、説得力のあるダイアログアニメーションを実現するための手法を解説します。

    キャラクターの演技において、眼は観客にすべてを伝える最も重要な要素です。どれほど精巧に口の動きを作り込んでも、目の演技が伴わなければ、そのパフォーマンスは説得力を失ってしまいます。
    本講義では、眼を正しくアニメートすることの重要性、リアルな眼の動きがいかに演技全体の説得力を左右するか、そしてシンプルさを保ちながら効果的な表現を生み出すための考え方を、「眼のアニメーションの柱」として体系的に学びます。

    さらに、つながり(connectivity)、サブテキスト、そして顔の解剖学的な理解を活用し、台詞と眼の動きを自然に連動させるテクニックを紹介。
    実写映画やアニメーション作品のクリップを分析しながら、講義で扱う理論が実際の作品でどのように適用されているかを具体的に検証していきます。

    アニメーション作業の効率化

    講師: Arturo García Verde(Senior Aniamtor @ Guerrira Games)

    本講義では、アニメーション制作における作業効率の向上をテーマに、実践的なテクニックと自動化手法を幅広く解説します。

    まず、インターネット上で入手可能な便利なツールやスクリプトの紹介から始まり、ホットキーの最適な設定方法など、日々の作業スピードを上げるための基礎的なワークフロー改善についてお伝えします。

    続いて、レイヤードアプローチによるアニメーション手法と、コンストレイントを活用した複雑な動きの制御について、片手武器・両手武器のセットアップを例に実演。『Horizon』シリーズの主人公アーロイのアニメーションを題材に、Maya での具体的な実装方法を解説します。

    さらに、アニメーションレイヤーを活用したステート間のシームレスな遷移や、既存アニメーションの効率的な再利用テクニック、キーフレームとスクリプトの両面からアプローチする筋肉表現・身体パーツのシミュレーション手法についても取り上げます。

    終盤では、プレイヤーに明確なアクションを伝えるための誇張表現のコツと、キャラクター・カメラ双方におけるアークトラッキングの重要性について、アーロイのアルティメット技を題材に総括的に解説します。
    ゲームアニメーションの現場で即座に活用できる、実践的な知識が詰まった講義です

    説得力のあるカメラアニメーションの作り方

    講師: Ben Krolick(Animation Supervisor @ Industrial Light & Magic)

    本講義では、実写映画のカメラが「本物らしく」感じられるのはなぜか?
    そして、ショットの説得力やストーリーテリングを支えるために、3D・CGIカメラにどのようなアプローチを適用できるのかを解説します。

    既存の映画を分析し、映画制作の基本を学ぶことで、シーンに重みを与え、作品のクオリティを一段上のレベルへ引き上げる方法をお伝えします。

    指先に命を宿す 〜"なんとなく"の手を、"語る手"に変える〜

    講師: Michal Makarewicz(Supervising Animator @ Skydance Animation)

    本講義は明確さ、魅力、そして意図を持って「手」をアニメートするための集中講座です。

    解剖学、ポージング、シェイプデザイン、タイミングを取り上げ、硬くありがちな手のアニメーションを脱却し、すべてのジェスチャーに意図を込める方法を解説します。

    手が演技、感情、ストーリーテリングをどのように支えるかを探り、キャラクターの手が「後回しの要素」ではなく、ショットの中で本当の意味を持つ存在へと変わるためのアプローチをお伝えします。

    サイクルを活用したアニメーションへの実践的アプローチ 〜リファレンス分析からシネマティックパフォーマンスまで〜

    講師: Sergio Díez(Lead Aniamtor @ Skydance Animation)

    本講義では、アニメーションサイクルを最終目的としてではなく、実践的なフレームワークとして活用し、長編アニメーション向けのキャラクターパフォーマンスへのアプローチを紹介します。

    セッションでは、ショットにおける意思決定プロセスの全体像に焦点を当てます:リサーチとドキュメンテーション、ビデオリファレンスの分析と修正、そして動きのディテールへの深い理解です。
    サイクルは、プロフェッショナルなアニメーション技法を探求するための制御された環境として使用されます。具体的には、軸ごとに構築するレイヤードアニメーション(ポージングではなく)、スペーシングデザイン(「シャークテールカーブ」を含む)、高度なタイミング、スミアフレーム、そして低・中・高のモーション周波数によるタイミングテクスチャなどです。また、テクニカルポリッシュとコンセプチュアルポリッシュという2つの補完的なポリッシュについても解説します。

    最後に、カメラワークと基本的な映像演出の選択を活用して、パフォーマンスを強化し、映画的な文脈で「説得力を持たせる」方法を探ります。
    基本的なサイクルの作り方を教えるのではなく、経験豊富なアニメーターがあらゆるタイプのショットに応用できる、プロダクション志向のマインドセットと実践的なツールを共有することを目的としています。

    骨格が語る"動き"の真実 〜解剖学、進化、行動を活用した卓越したパフォーマンスの創出〜

    講師: Jeremy Stewart(Senior Aniamtor @ Paramount Pictures)

    本講演では、アニメーターがリファレンスとリサーチを活用して、説得力のある、しっかりとした動きを生み出す方法を探ります。映画制作の実務経験と実践的なケーススタディをもとに、クリーチャーがなぜそのように動くのか、そしてその理解をいかにしてより優れたアニメーションの判断に落とし込むかに焦点を当てます。主なトピックは以下の通りです:
    ●リファレンスの正しい活用法:観察、分析、意図の読み取り
    ●解剖学、バイオメカニクス、身体構造が動きをどう規定するか
    ●進化、環境、本能が行動の基盤となる仕組み
    ●リサーチを活かした、説得力のあるプロダクションレベルのクリーチャーパフォーマンスの制作

    本講演の目的は、推測に頼る部分を減らし、リアリズムを向上させ、実際のプロダクションの制約の中でアニメーターが自信を持って的確なクリエイティブ判断を下せるよう支援することです。

    3Dアニメーションにおけるフェイシャルパフォーマンスとリップシンク 〜手付けアニメーションでゼロから作る、説得力のある表情演技〜

    講師: Gaizka Alarcia Elorza(Senior Cinematic Aniamtor @ CD PROJEKT RED)

    本講義では、映画の短いセリフを音声素材として使用し、ゼロから作成するフェイシャルアニメーションの完全なワークフローを実演します。クリーンなリップシンクと説得力のあるパフォーマンスの実現に焦点を当て、実際のプロダクションスタイルのプロセスに沿って段階的に構築していきます。

    非常にシンプルなボディモーションと全体のリズムから始め、顔の各部位にレイヤーを重ねながらパフォーマンスを発展させていきます。

    講義を通じて、各判断の理由を説明し、フェイシャルアニメーションの明瞭さ、感情表現、リアリズムを向上させるための実践的なヒントやテクニックをお伝えします。

    開催概要

    視聴方法

    オンライン

    主催

    CGWORLD

    公式サイト

    https://cgworld.jp/special/premierinsights/premier-insights_vol3/index.html

    価格
    価格:40,000円(税抜)  32,000円(税抜)※3/6(金)までの早期割引価格
    アーカイブ配信

    有り (視聴期間6ヶ月)

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