Catalyseは5月22日(木)、AIドリブンの3D風景生成プラットフォーム「Catalyse」をリリースした。現在、アカウント不要でWebブラウザから利用できる「Catalyse Ai」が提供されているほか、アートワークのコントロールが可能となるアプリ「Catalyse app」が近日リリース予定とのこと。

▲近日リリース予定のアプリ「Catalyse app」

Catalyseは、独自AIエンジン「PixelMind AI」を搭載し、自然言語処理や拡散(diffusion)モデル、GAN(Generative Adversarial Networks、敵対的生成ネットワーク)、RLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback、人間のフィードバックによる強化学習)を組み合わせることで、テキストプロンプトから多様な360°の3Dランドスケープを生成できる。

生成したシーンは今後、UnityやUnreal Engineへのエクスポートに対応するほか、Web3時代のデジタルアセット管理トレンド対応(NFTのミント)も予定されている。

現在、Webブラウザから利用できるCatalyse Aiでは、アカウント不要でテキストプロンプトの入力からスカイボックスを生成できるが、生成データのダウンロードボタンは未実装。

生成オプションとして、入力したテキストプロンプトをCatalyse側で強化して生成する「Enhance Prompt」のスイッチが利用できるほか、「M3 Anime」、「M3 Cinematic Realism」、「M3 Comic」など、40種超のプリセットのスタイルを選択できる。「Negative Text」のスイッチも利用できる状態だが、ネガティブプロンプトを入力するボックスは未実装。

▲プロンプト「street view in dystopian city ruins, crumbling brick buildings with graffiti, wet streets, overgrown sidewalks, rubble, trash, dim street lights, dark cloudy night sky」、スタイル「M3 Cinematic Realism」での生成結果
▲同じプロンプトを用いて「M3 Anime」スタイルを指定
▲同じプロンプトを用いて「M3 Low-Poly Render」スタイルを指定
▲同じプロンプトを用いて「M3 Grunge Pop」スタイルを指定
▲同じプロンプトを用いて「M3 Neo Tokyo」スタイルを指定

■Catalyse Ai(Webブラウザアプリ)
https://generate.catalyse.gg/index.php

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