アメリカMeshy社は9月23日(火)、同社3Dモデル生成AI「Meshy 6 Preview」を公開した。キャラクターなどの有機的なモデルとハードサーフェスモデルの両方でメッシュ品質と精度向上を実現し、ワークスペースではワークフローを強化する新機能を提供する。同社運営のワークスペースとAPIで利用可能となった。ワークスペースでは1生成タスクにつき20クレジットを消費する。
Ready for Next-Level Mesh Quality?
— MeshyAI (@MeshyAI) September 15, 2025
Get a first look at Meshy 6 Preview, now live in Image-to-3D.
Try it out and share your feedback! pic.twitter.com/GyiI5P6Joq
Image to 3D prints? Instantly.
— MeshyAI (@MeshyAI) September 18, 2025
Meshy 6 Preview is your new powerful generator, creating sculpting-level models with print-ready geometry.
Your 3D printer has been waiting for this.
Upload it. Generate it. Print it. pic.twitter.com/x1S1NXxW3U
Get sculpting-level details in seconds.
— MeshyAI (@MeshyAI) September 23, 2025
Meshy 6 Preview is out now for both Text-to-3D and Image-to-3D, delivering a significant leap in mesh quality. This is just the start. pic.twitter.com/bMBzKPzm38
Sculpting-level detail. Accurate anatomy. Vivid expressions.
— MeshyAI (@MeshyAI) September 29, 2025
This is the new standard for 3D character generation. The mesh quality of Meshy 6 Preview speaks for itself. pic.twitter.com/IdHsSF37qw


ワークフローを強化する機能群
Meshy 6 Previewでは、9月4日(月)にリリースされた「3Dから画像へ(3D to Image)」と「画像から動画へ(Image to Video)」機能が利用できるほか、3Dプリント用の台座(プラットフォーム)が利用できるようになった。これにより、底面が平らでないことによる3Dプリントの失敗を防ぐことができる。また、ゲームやCG映像におけるプロップアセット制作に適した、複数画像の一括アップロードによるバッチ生成機能も用意されている。


■Meshyワークスペース
https://www.meshy.ai/workspace
プランと価格

MeshyはFreeプランのほか、有料のProプラン(年払いで月2,338円)、Studioプラン(年払いで月6,972円)などが用意されている。Meshy 6 Previewで生成したモデルのダウンロードにはProプラン以上が必要となる。
商用利用については、Q&Aに下記記述がある。
利用規約に基づき、当社のプラットフォームを通じて作成された資産はお客様が所有しますが、モデル生成の過程で他者の著作権を侵害しない材料を使用している必要があります。プレミアムプランに加入している場合、Meshyで作成したすべての資産はお客様が所有します。無料プランに加入している場合、代わりに CC BY 4.0 ライセンスを付与します。
■価格設定(Meshy公式サイト)
https://www.meshy.ai/pricing
CGWORLD関連情報
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テンセントが3Dアセット生成AI「Hunyuan3D 3.0」をリリース。公式ワークスペースのTencent Hunyuan 3D AI Creation Engineで利用でき、1日20回まで無料で生成が行える。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202509-Hunyuan3D-30.html
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Vastが3Dモデル生成AI「Tripo 3.0」ベータ版をリリース。新アルゴリズム(3.0)の搭載によりジオメトリとテクスチャの処理方法が刷新されたほか、忠実度を高めた「ウルトラモード」、Flux/GPT-4oとの連携、スケッチからの生成、Tポーズモデルと自動リギング、より直感的な編集が可能になったMagic Brush 2.0、スマートなパーツ分割機能などを備える。Webアプリ「Tripo Studio」と「Tripo ライト版」、そしてAPIプラットフォームで利用可能。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202509-Tripo3beta.html
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202508-Rodin-Gen-2.html