夢天狗氏は2月3日(火)、Unreal Engine 5.7向けの無償ツール「VRM SpringBoneをKawaiiPhysicsに変換するツール」をBOOTHでリリースした。VTuberのライブ制作などの現場向けに開発されたVRMSpringBoneによる揺れものの設定値をKawaiiPhysicsの物理演算仕様へ移行できる。

揺れ物変換ツール作りました。。。かなり局所的なのですが、UE5でVTuberライブ制作してる現場で必要なりそうなのです…!
どうせなら配布もしておこう(自己責任でお願いします)
VRM SpringBoneを #KawaiiPhysics に変換するツール
#UE5 と #VRM4U を使われる方に。


「VRM SpringBoneをKawaiiPhysicsに変換するツール」は、3Dアバターの標準規格「VRM」フォーマットにおいて、髪の毛や衣服などの揺れを表現するVRMSpringBoneの設定値を、UE用の軽量な揺れものプラグインKawaiiPhysicsの仕様に変換する。本ツールを実行してVRMSpringBoneから揺れものとコライダ情報をクリップボードにコピーし、そのデータをUE5のブループリント上でペーストすることで、KawaiiPhysics用に変換されたノードが配置される。

▲ツールウインドウを起動しAxis Presetを選択して実行することでSpringBoneから揺れものとコライダ情報をクリップボードにコピーできる

■VRM SpringBoneをKawaiiPhysicsに変換するツール(BOOTH)
https://yumetengu.booth.pm/items/7943387

「KawaiiPhysics」について

KawaiiPhysicsは、おかず氏が開発した、Unreal Engine上でキャラクターの髪やスカート、胸などの揺れを表現するために開発された、オープンソースの疑似物理演算プラグイン。Unreal Engineに標準搭載されている物理エンジンを使用せず、独自の計算方式を採用することで処理負荷を抑えつつ、キャラクターが動いた際の可愛らしい揺れを破綻なく制御できる。

■KawaiiPhysics(GitHub)
https://github.com/pafuhana1213/KawaiiPhysics

「VRM4U」について

VRM4Uは、はるべえ氏が開発した、日本発の3Dアバター向けファイルフォーマットであるVRMデータを、Unreal Engineに直接読み込むためのプラグイン。本来、ゲームエンジンへキャラクターの3Dモデルを導入する際には、複雑なマテリアル設定やスケルトンの調整が必要となるが、VRM4Uを使用することで、VRMファイルに内包されたキャラクターの造形から表情設定、揺れ物のパラメータまでを簡単な操作で構築できる。

■VRM4U
https://ruyo.github.io/VRM4U/

CGWORLD関連情報

●キャドセンター、UE5.6で実装の「Water Advanced」プラグインの検証記事を公開! 道頓堀に水をながすシミュレーションのノウハウ

キャドセンター・戸本岳二氏が、同社Webの技術検証ブログ「cc Lab」にて記事「#UnrealEngine WaterAdvancedで道頓堀に水を流す」を公開。本記事は、Unreal Engine 5.6で搭載された高度な水表現プラグイン「Water Advanced」を活用し、大阪・道頓堀の街並みをながれる川のシミュレーションのノウハウをまとめたもの。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202602-UE-Water.html

●Unreal Engine用2Dアニメーションツールセット「Odyssey」が無料に! プリビズからレイアウト、2Dアニメーションまでカバーするプロユースの統合ツール

Epic Gamesがフランス・Praxinos社開発のUnreal Engine用アニメーションツールセット「Odyssey」を無料で提供開始。Unreal Editor内で直接作画やアニメーション、絵コンテ制作が行えるプロユースのツールセットで、リニアとインタラクティブの両コンテンツ制作が可能になる。対応するUnreal EngineはWindows/Macのバージョン5.6。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202506-Odyssey.html

●「Unreal Engine 5.6」リリース! MetaHuman Creator統合とMaya&Houdini連携強化、パフォーマンス向上、アニメーションツール強化など

Epic Gamesがゲームエンジン「Unreal Engine 5.6」をリリース。パフォーマンスの向上、アニメーションツールの強化、MetaHuman Creatorの統合とMaya・Houdini用プラグインの提供、ワークフローの改善など、多岐にわたる機能強化が図られている。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202506-UnrealEngine56.html