ピクシブ株式会社は1月29日(木)、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」のバージョン2.10.0を公開した。本アップデートでは、アクセサリー機能における「カスタムアイテム」への対応が実装され、ユーザーが制作・調整したアクセサリーの保存や管理、共有がより簡単に行えるようになった。

【アクセサリーのカスタムアイテムの紹介】
アクセサリーをカスタムアイテムとしてエクスポート・インポートできるようになりました!
クローゼットへの登録も可能です。使い方は動画をご覧ください。
※アクセサリーのカスタムアイテムは、「2.10.0以降」のバージョンで利用できます。「2.9.0以前」のバージョンでは読み込めません。


「VRoid Studio 2.10.0」では、「アクセサリー」カテゴリのアイテムが、衣装や髪型などと同様の「カスタムアイテム」として取り扱えるようになった。従来、アクセサリーの調整内容はキャラクターデータ(.vroidファイル)に依存する側面が強かったが、今後はパラメータ調整やテクスチャ編集を行った独自のアクセサリーを単体のプリセットデータとして保存可能となる。

▲アクセサリーパネルの概要

これにより、一度作成した凝ったデザインのメガネや動物の耳、帽子などの装飾品を、別のキャラクターモデルを制作する際に即座に呼び出して装着させることが容易になった。また、カスタムアイテムとしてのインポート・エクスポートにも対応したため、アクセサリー単体のデータをファイルとして書き出し、他のユーザーと共有したり、配布素材として利用したりするワークフローが効率化される。

▲カスタムアイテムのインポート・エクスポート概要
▲【VRoid Studio公式】基本チュートリアル:プリセットアイテムとカスタムアイテムの基本(2021年の動画)

編集画面においては、アクセサリーの位置や回転、拡大縮小といった基本操作に加え、テクスチャの編集やマテリアルの設定も柔軟に行え、これらの設定情報もカスタムアイテム内に保存される。

▲カスタムアイテムのTシャツをインポートしてテクスチャを編集している様子
▲【VRoid Studio公式】基本チュートリアル:アクセサリ機能の使い方(2021年の動画)

■[v2.10.0]アクセサリーのカスタムアイテム(2026年1月29日)(VRoid Studio リリースノート)
https://vroid.pixiv.help/hc/ja/articles/54649904917657--v2-10-0-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0-2026%E5%B9%B41%E6%9C%8829%E6%97%A5

■カスタムアイテムの使い方(VRoid ヘルプ)
https://vroid.pixiv.help/hc/ja/articles/900005583186-%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9

■カスタムアイテムのインポート・エクスポートの使い方(VRoid ヘルプ)
https://vroid.pixiv.help/hc/ja/articles/7467455312409-%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9

■アクセサリー編集の各パネルの役割を知りたい(VRoid ヘルプ)
https://vroid.pixiv.help/hc/ja/articles/900006965863-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%81%AE%E5%90%84%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84

VRoid Studioについて

VRoid Studioは人型アバター(3Dキャラクターモデル)を作成するためのWindows・macOS・iPad向けアプリケーション。3Dモデリング特有の複雑な知識を必要とせず、イラストを描くような感覚で直感的に操作できる点が特徴。

特に髪型のモデリングにおいては、ペンツールでストロークを描くだけで毛束が生成されるプロシージャル技術を活用し、短時間で高品質な造形が可能。また、3Dモデルの表面に直接絵を描き込むようなテクスチャペイント機能も備える。

制作したモデルは、プラットフォーム非依存の汎用ファイル形式であるVRM形式でエクスポートできるため、VTuber活動やVRChatなどのソーシャルVR、Unityなどで制作されたゲーム開発など、幅広い用途で商用利用も含めて活用されている。ソフトウェア自体は基本無料で提供されている。

■VRoid Studio
https://vroid.com/studio

CGWORLD関連情報

●口の動きをトラッキングするVR HMDアドオン「EF Tracker for Beyond」発表! VRChatアバターの自然で魅力ある感情表現をサポート、申込多数につき予約受付停止中

Vluginは、昨年末に仮予約の受付を開始した、Bigscreen社製のVR HMD「Bigscreen Beyond」シリーズ対応のフェイストラッキングアドオン「EF Tracker for Beyond」について、想定を上回る申し込みのため仮予約の受付を一時終了。「EF Tracker for Beyond」の予定販売価格は5,980円、仮予約受付分は2月中旬の発送を予定。追加販売については準備が整い次第、アナウンスが行われる予定。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202601-EFTracker.html

●Ayano氏、障害物に沿ったライトシャフト作成ツール「ライトシャフトジェネレーター」リリース! Unityエディタ拡張+シェーダ、シェーダはVRChat動作確認済み

Ayano氏主宰のサークル・第二社会速度が、障害物に沿ったライトシャフト(空間内に降り注ぐ光の筋)の表現を可能にする、Unityエディタ拡張とシェーダからなるツール「ライトシャフトジェネレーター」をBOOTHでリリース。シェーダはVRChatのワールドで動作確認済みで、VRChatのサンプルシーンも公開している。価格は800円。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202601-LightShaftGen.html

●VRChatワールド向け雪シェーダ「GPU Snow - GPU Particle Volumes」リリース! ローエンドGPUでも数十万のパーティクルをレンダリング可能、基盤技術はオープンソースで公開

RED_SIMがオープンソースのUnityエディタ拡張「GPU Particle Volumes」をGitHubで公開し、その技術を用いた有料の雪シェーダ「GPU Snow - GPU Particle Volumes」をBOOTHで公開。価格は1,000円。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202512-GPUSnow.html