Webエンジニアのにっぽり氏は2月8日(日)、Webブラウザ上で動作する無料のフォント作成ツール「モジサク」を公開した。インストールやアカウント登録は不要で、直感的な操作によりオリジナルのフォントをデザインできる。作成したフォントデータはOpenType形式で書き出し可能。
ブラウザで動くフォント制作ツールを作りました!
— にっぽり (@nippori30) February 8, 2026
複雑な設定はできないけど、その分モダンなデザインでパッと使えるツールを目指しました。
デザインの選択肢に、「フォントを作る」が入るきっかけになればと!
遊んでみてね。https://t.co/kC23nn1sEW pic.twitter.com/rMNIrp54EZ
「モジサク」は、Webブラウザだけで本格的なフォント制作を可能にするツール。ベクター編集とビットマップ編集モードの2種を搭載する。ベクター編集では、ペンツールや矩形・楕円ツールを用いたパスとアンカーポイント操作により、精密な形状描画が行える。一般的なドローソフトに近い操作性を備え、ショートカットキーやアンドゥ・リドゥ機能も搭載。
手書き感覚で文字を作成できるビットマップ編集モードでは、ブラシツールで直感的に描いた線画が自動的に滑らかなベクターパスへ変換される。グリフは制作中に試し書き画面に切り替えてプレビューでき、実際の文章の中での見え方やバランスを確認しながら調整できる。
外部ツールとの連携機能としては、SVG(Scalable Vector Graphics)ファイルの読み込みおよび書き出しに対応。完成したフォントはOpenType形式でダウンロードできる。
2/13に制定された利用規約によると、モジサクおよび付属のサンプルフォントを用いて作成されたデータは、個人利用および商用利用を問わず自由に使用できる。再配布や改変、他のソフトウェアへの埋め込みに加え、商標登録も認められており、利用時のクレジット表記も不要となる。なお、制作におけるデータの処理は全てローカルのWebブラウザ内で完結し、外部サーバへ送信されない仕様とのこと。
■モジサク - ブラウザで使えるフォント作成ツール
https://mojisaku.nippori30.com/
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