流体シミュレーションツールの開発でアカデミー賞科学技術賞受賞し、2023年12月より公開され世界的にヒットしているNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」のVFXスーパーバイザーを務めた坂口亮氏によるオンライン特別講座『プロジェクトマネージメントのエッセンス~ツールに依存しないプロジェクトをスムーズに回すための方法論 ~』が5月20日(水)に開催決定。

※本講座は昨年4月に開催された講座の再講演となります

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講座内容

ハリウッドのVFX業界および北米のゲーム業界で、インターンからスタートし20年以上にわたりキャリアを積み、さまざまなプロデューサーやプロダクションマネージャーのワークスタイルに触れてきた坂口氏。「プロジェクトマネージメント」とひと口に言っても、その背後にあるロジックは多種多様です。多様性の表れとも言える一方で、明確なロジックに基づかないプロジェクト運営は、思わぬ効率低下を招くリスクもはらんでいるといいます。

本講座では、CGディレクターとして坂口氏がプロジェクトの危機管理を担う際に用いている、「スケジューリング」や「ミーティング構成」などを含めた、プロジェクトを円滑に進めるためのロジックを紹介。このロジックを理解することで、ツールや文化、チーム構成に左右されることなく、さまざまな条件下でプロジェクトをスムーズに回すための指針が見えてくるはずです。

カリキュラム

■イントロダクション
効率的なプロジェクトマネージメントとは

■効率的では無い典型的なプロジェクトマネージメントの例
-リソースに合ったタスクごとの初めと終わりの期日を設定
-以下のようなミーティングの間違った組み合わせ
-プロダクションミーティング
-納品ミーティング
-スケジュールミーティング
-デイリー、デスクレビュー
-シーケンスレビュー
-これらの例の問題点

■効率的では無いプロジェクトマネージメントのマインド
プロジェクトがうまく回っていない場合、ほとんどの場合はその根底に間違ったチームのマインドがあります。

■正しいフレームワークの説明
-正しいマインド
-Bid、スタッフィング、スケジュール設定
-残りの作業の数値化及びアップデート
-この情報を如何にチーム内で共有、問題発生時に解決策を話すか

■正しいフレームワークから見えてくる典型的なスタイルのリスクの説明
根底にあるロジックをベースに、初めに説明した典型的なプロジェクトの回し方に潜むリスクを具体的に説明します。

■効率的なプロジェクトマネージメントの実装例
-リード、スーパーバイザーの責任の説明
-プロダクションの責任の説明
-効率的なミーティング構成
-部署の先読みミーティング
-プロジェクトの先読みミーティング
-フラグの共有解決策のディスカッション
-フラグの解決方法
-納品日のスワップ (日付影響なし)
-仮進め、下流の部署確認 (日付影響なし)
-バッファーA (作業期間変わらず、納品のバッファー内で押す)
-バッファーB (作業時間下り、下流部署と交渉)
-データによる人員を増やす
-近道をしFinalに持ち越し、Tech check/CBBに持ち越し、VFX Sup negotiations (note giver)
-クライアント次第で実際に納期を少し押す
-チェンジオーダー、スケジュール押し

講師紹介

坂口 亮 氏

VFXスーパーバイザー/CGディレクター(Scanline VFX)

ハリウッドVFX業界でインターンから20年キャリアを積み、現在はスキャンラインVFXにてVFXスーパーバイザー及びCGディレクターを務める。

VFXスーパーバイザーとして映画、ドラマ制作のプリプロ、プロダクション、ポスプロに関わりVFXの統括、CGディレクターとしては会社の技術管理、スーパーバイザーの教育など会社のスキルアップにも貢献している。

第80回アカデミー賞科学技術賞受賞、視覚効果協会VESアワードノミネート、アカデミー会員。

開催概要

開催日時:2026年5月20日(水)18:00 ~ 21:00
講義時間:180分 ※休憩も含みます
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は開催後、1週間以内にご登録メールアドレスへ配信します
価格:15,000円(税抜)

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