リアルタイムVFXツール「EmberGen 1.0」リリース！お披露目のライブ配信は3/16（木）深夜1:30から

JangaFXによるリアルタイムVFXツール「EmberGen」がついにメジャーバージョン1.0としてローンチを迎える。

「EmberGen」は炎や煙、爆発などといったボリューメトリックな流体シミュレーションをGPUベースでリアルタイムに生成できるVFXツール。シンプルなノードグラフを用いたプロシージャル性と高速なレンダリング性能により、素早く試行錯誤を繰り返しながら非破壊なエフェクト構築ができると評判を呼んでいる。

本ツールが登場したのは約3年前の2020年5月。まずはベータバージョンとしてリリースされたが、同年11月にはバージョン0.5.6となった。この頃から次第にVFX界隈で話題に上ることが増え、2021年11月にはバージョン0.7.5がリリース。

EmberGen 0.7.5のリリーストレーラー

2021年頃からプロダクションでの導入が進み、すでにゲームや映画、TVドラマ、アニメなどでの採用事例も増えている。

そして、EmberGenはついにベータ表記が取れ、待望のバージョン1.0としてローンチされる。リリース記念として日本時間の2023年3月16日（木）の深夜1:30から、YouTubeでライブ配信が開催される。本配信では、直近の事例を集めたファイナルトレーラーの発表も行われる予定だ。

EmberGen 1.0リリース記念のYouTubeライブ配信

なお、JangaFXのDiscordチャンネルではすでにバージョン1.0の早期アクセスプレビュー版が公開されていたが、今回リリースされるのは、早期アクセスプレビュー版で発見されたバグなどを修正した安定版となる。

EmberGenの動作環境は現在のところWindowsのみ。ライセンスなしでも14日間は試用可能だ。