デジタルアニメーションスタジオのポリゴン・ピクチュアズは、エンターテインメント業界に特化した英語通訳・翻訳サービス「エンタリンガル -EnterlinguaL- 」を本格的に開始した。

サービスとして提供するのは、「翻訳」、「通訳」、「吹き替え」、「定額制通翻訳サービス」。コンテンツの実制作にかかわる脚本や絵コンテ、仕様書などの翻訳から、イベントやセミナー、技術動画の通翻訳や吹き替えまで幅広く対応するという。

本サービスは、2019年より一部のクライアント限定で提供を開始。近年のアフターコロナによる海外との交流再開、活発化を背景に多くの要望があったことで、本サービスの本格的な提供が決定となった

トランスレーション・チームには日本、ハワイ、マレーシアなど、国籍やルーツの異なる10名超が所属。メンバーの中には、日本会議通訳者協会 社会人の部 グランプリ受賞者や、日本映像翻訳アカデミー修了生、CG映像制作の通翻訳歴10年以上のスタッフなども在籍する。また、チームには業務提携を行った外部フリーランサーも加わっているという。

エンタメ業界特化の通翻訳サービス「エンタリンガル -EnterlinguaL- 」

CGWORLDでも「Polygon Pictures Translation Service」を、Autodesk Day 2023にて配信したセッション『ハイパーリアルなデジタルポートレート作家、イアン・スプリグス氏が語る技術と思想「A look into Portraiture(肖像画へのまなざし)」』の制作において実際に翻訳サービスを利用した。

●ハイパーリアルなデジタルポートレート作家、イアン・スプリグス氏が語る技術と思想「A look into Portraiture(肖像画へのまなざし)」~Autodesk Day 2023(2)

上記「Autodesk Day 2023」でデジタルポートレートアーティストのIan Spriggs (イアン・スプリグス)氏がポリゴン・ピクチュアズ代表・塩田氏の肖像画を制作し紹介している。
cgworld.jp/special-feature/autodesk-day-2023a-look-into-portraiture.html

ポリゴン・ピクチュアズについて

1983年に創立され、現在ではマレーシアとインドにも拠点をもち、総勢400人に上るスタッフを抱える老舗のデジタルアニメーションスタジオ。代表取締役は塩田周三氏。ミッションステートメントは「誰もやっていないことを 圧倒的なクオリティで 世界に向けて発信していく」。

CGWORLD関連情報

●CGWORLD vol.302(2023年10月号)

特集は「ポリゴン・ピクチュアズ40周年をふり返る」。同社全面協力の下、48ページにわたり同社のこれまでの実績と強みを紐解いている。
cgworld.jp/magazine/cgw302.html

●「誰もやっていないことを 圧倒的なクオリティで 世界に向けて発信していく」ポリゴン・ピクチュアズ40年の歩みをふり返る基調講演〜Autodesk Day 2023(1)

2023年8月に開催されたオンラインフェス「Autodesk Day 2023」の基調講演「グローバル基準にこだわった、40年。オートデスクとともに歩み続けた、ポリゴン・ピクチュアズの作品づくり。」のレポート記事。
cgworld.jp/special-feature/autodesk-day-2023keynote.html

●ポリゴン・ピクチュアズ求人情報

cgworld.jp/jobs/10101.html