中国・快手（Kuaishou）社は7月24日（水）、同社動画生成AI「Kling」インターナショナルバージョン1.0をリリースした。従来までは登録に中国の携帯電話番号が必要だったが、その条件が撤廃され、メールアドレスのみでアカウント作成が可能となった。また、毎日のログインにより動画生成に利用できるクレジットが66ずつ獲得できるとしている。

「Kling」は「Text-to-Video」または「Image-to-Video」で生成できるAI。Text-to-Videoでは1080p・30fps・最長2分（無料プランでは1,280×720、5秒）の動画を、Image-to-Videoでは5秒の動画を生成する。また、「Video Extension」機能により、生成済みの動画を4.5秒延長でき、連続した動画延長により最長3分の動画生成が可能とのこと。

  • Text-to-Videoの制作画面
Image-to-Videoの制作画面
「Image-to-Video」と「Video Extension」のデモ動画（Kling AI｜New Features！Image-to-Video&Video Extension、6/21公開）

●「KLING」概要解説ページ
https://kling.kuaishou.com/en

生成サンプル（YouTubeチャンネル「Kling AI」より）

メンバーシッププランもスタート

7月30日（火）からは、月5ドルのメンバーシッププランもスタート。無料プランと比較してより良い品質の動画が生成できるとし、「ウォーターマークの除去」、「カメラコントロール」、「ビデオの長さ延長」、「高度な合成ツール」といった機能にもアクセスできるという。

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