Adobe社は9月11日（水）、同社ブログにて動画生成AIモデル「Firefly Video Model」のベータバージョンを2024年後半にリリースすることを発表、同モデルによる生成サンプルなどを公開した。

Firefly Video Modelでは、Text to VideoまたはImage to Videoによる動画生成が可能で、アスペクト比やフレームレート、各種カメラコントロール、動きの強弱などのオプションも備える。なお、本アナウンスでは、AIのトレーニングにはパブリックドメインのコンテンツのみを用いており、商用利用についても安全であるという点を強調している。

Text to Videoによる生成例。左ペインにはAIモデル、アスペクト比、フレームレート、カメラコントロール（ショットサイズ、カメラアングル、カメラモーション）の設定が並ぶ

下記ブログ記事には、生成サンプルも多数掲載されている。

■Bringing generative AI to video with Adobe Firefly Video Model（Adobe Blog、英語）
https://blog.adobe.com/en/publish/2024/09/11/bringing-gen-ai-to-video-adobe-firefly-video-model-coming-soon

Premiere Proのベータ版にFirefly Video Modelの機能が搭載予定

2024年後半にリリース予定のPremiere Pro（ベータ版）では、Firefly Video Modelを搭載した「Generative Extend」機能の実装が予定されている。この機能により、クリップを延長して映像のギャップを埋めたり、トランジションをよりスムーズにしたり、ショットを長めに保持して理想のタイミングで編集したりといった調整が可能になるという。

クリップ間のギャップを生成AIで補う機能を使用
前のクリップの続きが生成された

CGWORLD関連情報

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https://cgworld.jp/flashnews/202409-DreamMachine.html

●動画生成AIツール「PixVerse V2」リリース！　最大8秒の動画生成、画像にブラシで動かす範囲・方向を指定する「Magic Brush」機能も

中国・PixVerse開発チームによる動画生成AIツール「PixVerse V2」は、5秒または8秒の動画生成に対応する。動画の商用利用にも対応する。
https://cgworld.jp/flashnews/202408-PixVerseV2.html

●動画生成AI「Kling」インターナショナルバージョン1.0リリース！　メールアドレス登録のみで利用可能に

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https://cgworld.jp/flashnews/202407-Kling.html