サイバーエージェントグループの株式会社アプリボットでチーフエフェクトアーティストとして活躍する邑上貴洋氏がUnityを使用し「現場で使えるエフェクト」の作り方を学べる少人数制のワークショップを10月、11月(合計3日間)開催します。

講義の詳細&お申込みはこちら

講義の詳細

3日間で『現場で使えるエフェクト』の作り方を学べるコースです。

エフェクトの基本であるUnity ParticleSystemと多機能Shaderの「NovaShader」を組み合わせて、リアリティのある表現を実現していきます。

まず、炎、氷、雷などの属性表現を学び、オリジナルな魔法陣をループエフェクトで制作していきます。
メッシュとShaderの組み合わせを感覚で掴めるように進めていきます。

最後にオリジナル波動砲を制作します。
最初にリファレンス集め、コンテ、ラフを制作し、起承転結の構成を整え、クオリティの高い表現を目指します。

■「NovaShader」関連記事
サイバーエージェントがOSSで公開した多機能シェーダ「NOVA Shader」はいかにして開発されたのか? 開発者とエフェクトアーティストらが語る
https://cgworld.jp/article/202206-nova-shader.html

■「NovaShader」(GitHub)
https://github.com/CyberAgentGameEntertainment/NovaShader

カリキュラム

【1日目】
■エフェクト制作技法・表現概論
光と色のコントロール
パーティクルシステムの理解・(属性表現)

■NovaShaderのコントロール
メッシュを使ったディストーション等の制御
ループエフェクト「ファイアーボール」制作・FB

■ループエフェクトラフ
オリジナル魔法陣制作(リファレンス、コンテ、ラフ)

【2日目】
■ループエフェクトラフ本制作
ラフチェック、FB
オリジナル魔法陣本制作(ParticleSystem,NovaShader)

■ワンショットエフェクト
緩急の理解,アニメーションの法則
Dissolve,Grabpassなど高度なShaderの応用

■ワンショットエフェクトラフ
起承転結について
オリジナル波動砲制作(リファレンス、コンテ、ラフ)

【3日目】
■ワンショットエフェクト本制作①
ラフチェック、FB
オリジナル波動砲本制作(Timeline,Postprosess,CameraShake)

■ワンショットエフェクト本制作②
FB・ブラッシュアップ

講師の紹介

チーフエフェクトアーティスト
邑上 貴洋 氏

2013年にサイバーエージェントグループの株式会社アプリボットに中途入社、2Dアニメーションチームリーダーを務める。2015年から3Dのプロジェクトが立ち上がり、3Dエフェクト制作を開始し、「BLADE XLORD」「NieR Re[in]carnation」や、「FF7EverCrysis」のエフェクト仕様策定からテイスト制作に携わっている。

また、東京デザインテクノロジーセンター専門学校、デジタルハリウッドにてゲームエフェクト講師にも従事。

Ugokashiya:https://vimeo.com/user30790369

対象者

Unityに理解がある方
※ソフトウェアの基礎解説はありませんのでご注意ください

開催概要

開催日時:
2022年10月16日(日)、23日(日)、11月6日(日) 10:00-19:00

講義時間:27時間 ※休憩も含みます

定員:20名(先着順)

講座スタイル:ハンズオン
※講義に必要なPC及びソフトウェアなどは各自で準備をお願い致します
※必須ソフト:Unity(オリジナルのテクスチャやメッシュを作成したい方はPhotoshoやMaya(Blender等)などのソフトを各自ご用意ください)
※Photoshop、Maya以外のソフトはサポートできない場合がありますので予めご了承ください

開催場所:オンライン(Gather Town)
※ビデオ会議などオンライン通話が可能な環境にてご参加ください

価格:40,000円(税抜)

講義の詳細&お申込みはこちら