株式会社HIKKYは、独自のメタバース開発エンジン「Vket Cloud」(ブイケット クラウド)と外部デバイスが連携できるソリューション、「unlink(アンリンク)」を発表した。連携デバイスの第一弾は、ソニー株式会社が発売するモバイルモーションキャプチャー「mocopi(モコピ)」である。また、HIKKYが2022年12月3日(土)〜18日(日)にかけて開催する、メタバース上で行う世界最大※のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」にもソニーの初出展が決定した。
※バーチャルマーケットは「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録に認定された。
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■新ソリューション「unlink(アンリンク)」について

「unlink(アンリンク)」は、メタバース上で、リアルとバーチャルの境界線をより簡単に乗り越えてコミュニケーションを取ることを可能にするVket Cloudエンジンを中心にした機能群で構成されるソリューションである。第一弾として、ソニーのmocopi(モコピ)とVket Cloudとの連携を実現する機能を提供する。誰でも気軽にスマートフォンで、モーションデータをメタバースに送ることができるようになり、手軽さやコストを引き下げることができ、企画の自由度を広げることに貢献する。

今後HIKKYが展開していくリアルとバーチャルをかけ合わせた「パラリアルワールド」で、様々な利用方法が可能になる。例えば、バーチャルとリアルで同時に行うライブ配信や現地観光ガイドの実現、メタバースでのバーチャル接客をより手軽に展開することを実現するなど、様々なメタバースでの活動を広げることができる。「unlink」は順次バーチャルマーケット(Vket)の会場を通じて、具体例を示していく。そして、「unlink」は、今後様々なハードと連携しながら、機能拡張を進めていく予定である。

■「mocopi」とは

「mocopi」は、独自技術を用いた小型で軽量なセンサーとスマートフォン(専用アプリケーション)のみで、モーションキャプチャーやVR(バーチャル・リアリティ)へのリアルタイムなモーション入力を実現するモバイルモーションキャプチャーである。全身の動きを含むアバター動画やモーションデータの制作を屋内外で手軽に実現するだけではなく、モーション入力デバイスとして、リアルタイムにアバターを操作することも可能である。
「mocopi」商品サイト:https://www.sony.jp/mocopi/

■「バーチャルマーケット2022 Winter」にソニーが初出展

バーチャルマーケット初出展となるソニーは、企業出展会場の1つ「パラリアル名古屋」に、ダンスステージをモチーフにしたブースを出展する。

ブースの入り口では、ソニーの新製品「mocopi」をつけたマネキンが出迎え、中では「mocopi」に関するプロモーション動画がながれ、製品について詳しく知ることができる。また、VRで活動するダンサーチーム「カソウ舞踏団」が12月14日に登場。mocopiを実際に身に着けて華麗に踊るダンスモーションを楽しむことができる。

イベント開催日時
日時:12月14日(水)21時
場所:企業出展会場「パラリアル名古屋」ソニー株式会社ブース
参加方法:バーチャルマーケット公式Twitter(https://twitter.com/virtual_market_)にて発表

「バーチャルマーケット2022 Winter」
主催:VR法人HIKKY
会期:2022年12月3日(土)~18日(日)(計16日間)
テーマ:NEXT Journey
企業出展会場:パラリアルパリ/パラリアル名古屋/パラリアル札幌
公式サイト:https://winter2022.vket.com/
来場方法:VR機器・ゲーミングPCからはVRChat内特設ワールドに来場できる。
一部、スマートフォンなどからURLクリックのみで入場できるブラウザ会場も用意。また、一部の会場はMeta Quest単体からも入場できる。