『街角の汚れカタログ～汚れの種類と理由を知り、再現できるようになる～』が7月20日にオンラインにて開催

本講座ではCGのクリエイターが様々なものをCGモデルとして制作するために必要な物事の「観察」にフォーカスした講座となります。

『街角図鑑』の編著者である三土たつお氏を講師に迎えて、街中の汚れがどのように形成されるかを分析することで、汚れのない風景から、汚れのある現実的な風景を再現できるようになることを目指します。

講座の詳細＆申し込みはこちら

講座の詳細

街にある建物や設置物は多かれ少なかれ汚れています。そして汚れにはいくつかのパターンと理由があります。

この講義ではそれらの汚れをカタログをめくるように紹介していきます。どこが、なぜ汚れるのか。どれくらいの時間を経て汚れるのか。要因は何か。素材や物ごとの汚れの特徴は何か。
それらを分析することで、汚れのない風景から、汚れのある現実的な風景を再現できるようになることを目指します。

講師の紹介

三土たつお

『街角図鑑』編著者。街を歩いて街角のあらゆるものを観察するのが好き。「デイリーポータルZ」に連載中。共著書に『はじめての暗渠散歩』、寄稿に『東京「スリバチ」地形散歩』など。

カリキュラム

1.汚れのパターンと理由
汚れのパターンとその理由、要因を多数の例について紹介します。

2.経年変化
汚れが経年でどう変化するかを紹介します。

3.汚れを鑑賞する
これまでに見かけた汚れで、これはすごいと思ったものを紹介します。また、昔の風景を再現したようなテーマパーク等で、屋外の施設にどのように汚しを入れているかを観察します。

4.素材や物ごとの汚れの特徴
プラスチックや鉄などの素材ごとに汚れがどう異なるかを紹介します。また、三角コーンやシャッターなど物ごとに固有の汚れ方を紹介します。

5.まとめの総仕上げ
これまでの内容をもとに、実際の風景に含まれる汚れを分析します。また、汚れを除去した風景をもとに実際にはどう汚れていたかを推理します。