色彩と配色の考え方を解説する『アニメーションの色彩設計から学ぶ 色彩&配色テクニック』が7月29日に発売される。
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■『アニメーションの色彩設計から学ぶ 色彩&配色テクニック』について
アニメーション制作の現場では線画に対して色を決める色彩設計という仕事がある。日中の晴れ間や曇天下、夜の街灯下や室内などの環境、子ども向けや大人向け、少女マンガ原作、SFなどのストーリー設定の違い、そして戦闘シーンや悲しいシーン、回想シーンなどシーンや心情表現など、時と場合によって適切な全体のイメージ色、またそれによるキャラクターの色も微妙に変わってくる。色によって画面上で最適な効果を与えることができるのだ。
同書では色彩設計として数多くの現場に携わっている柴田亜紀子氏が、アニメーター、キャラクターデザイナー、メカニカルデザイナー、イラストレーターの線画に着色し、色彩と配色の考え方を徹底解説している。これから実際に色彩設計を目指す人だけでなく、イラストレーターや絵師など、色に悩むすべての人にとって大いに参考になる内容だ。
著者プロフィール
柴田亜紀子:東京デザイナー学院アニメーション科在学中、歌川律子氏に誘われ、サンライズ第7スタジオにて仕上げのバイトを始め、『太陽の勇者ファイバード』などに参加。卒業後、フリーランスとして、サンライズのスタジオで色指定を担当。『勇者王ガオガイガー』にて色彩設計を始めることに。ロボット系作品や男の子向け作品を多く手がけている。
『アニメーションの色彩設計から学ぶ 色彩&配色テクニック』
2019年7月29日発売
A4変型判 160ページ
定価:本体2,400円+税
ISBN978-4-7683-1209-4