ドローン大学校では、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)とデジタルハリウッド主催のドローンを使った空撮コンテスト「ドローン ムービー コンテスト 2017」において、グランプリを受賞した佐々木光洋先生を講師に、全10日間の講義と実習を通して空撮業務を受けた際の実際のフローに基づき、シナリオ・コンテ制作からエンコード・公開までのドローンムービー制作業務の全てを集中的に学ぶ「ドローン ムービー インテンシブ 2017」を開催する。
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■国土交通省への12,300件の許可承認申請のうち40%は空撮目的
インプレス総合研究所発行『ドローンビジネス調査報告書2017』によると、日本国内のドローンビジネスの市場規模は2017年度には前年比51%増の533億円に拡大し、2022年度には2,116億円(2016年度の約6倍)に達すると見込まれる。うち空撮は2017年度に16億円、2022年度には48億円に達すると見込まれる。また、国土交通省では改正航空法が施行されてからの1年間に12,300件の申請(事前相談を含む)を受け、うち40%は空撮を目的とした申請であった。これらのことから、現在のドローンの用途は空撮を目的とすることが多く、また今後も減ることのないと考えられる。しかしながら、ドローン空撮動画制作の全行程を学べるスクールや講義・セミナーは少ない。その理由のひとつが、ドローン空撮動画制作の行程の多さがあるだろう。
■ドローン空撮動画制作には、運航に必要な知識と技術以上に多くのことを学び実習する必要がある
「JUIDA操縦技能証明証」などの民間資格を取得し、ドローンの安全な運航に必要な知識と技術を得たとしても、ロケハン・コンテ・プレゼンテーション・カメラ設定・カメラワーク・香盤表・撮影小道具・撮影本番・カット・編集・選曲・後加工・ポストプロダクション・色補正・映像補正・放送基準・MA・エンコード・映像コンテンツの使用方法・2次展開と、じつはドローン空撮動画制作には、ドローンの安全な運航に必要な知識と技術以上に多くのことを学び実習する必要があるのが現実である。
■「ドローン ムービー インテンシブ 2017」について
全8回の講義と2回の校外実技実習の最終回で、受講生全員が撮影・編集した空撮動画を公開することをゴールにしたワークショップ型の講義であり、ドローン操縦はできるが、ドローン空撮動画制作には自信がないというドローンパイロットに最適な内容である。
佐々木光洋講師のプロフィール
幼少期より8mmフィルムやビデオ撮影を行う。大学卒業後、番組制作会社や放送局勤務を経て独立。2005年に株式会社NAVAを設立。テレビ番組や企業映像、CGやVRなどジャンルにとらわれない制作を行う。2013年よりドローンを使用した映像制作を開始。世界の貴重な絶景を収録するプロジェクトをスタートさせる。2016年、香港のドローン撮影会社AerialEntertainmentStudioにて空撮アーティスト認定を受ける。「ドローン ムービー コンテスト 2017」グランプリ受賞。
会場および問合せ先
ドローン大学校 東京キャンパス
〒135-0064 東京都江東区青海2-7-4 the SOHO206
03-6865-8188
hi@dronecollege.ac
※校外実技実習場所は講義内で発表
受講料
入校金9万円(税別)+受講料30万円(税別)
※ドローン大学校修了生は受講料のみ
受講料の含まれるもの
・全8回の講義と2回の校外実技実習受講料
・2回の校外実技実習でのレンタカーによる交通費
・2回の校外実技実習での昼食代
・ドローン大学校監修オリジナルテキスト
・ドローン大学校修了証およびネームタグ
・ドローン大学校オリジナルキャップ
参加資格
・16歳~59歳
・両目で0.7以上の視力(視力矯正可)の人
・他の受講生や講師と友好的な人間関係を築ける人
・ドローン大学校に於いて、JUIDA操縦技能証明証およびJUIDA安全運航管理者証明証を取得した人、または当講義受講のための事前実技審査に合格した方(ATTIモードに於いて、進行方向スクエア・ノーズインスクエアなど)
・上記に該当しないと当校の理事・講師が判断した場合は入校できない場合あり