「CEDEC AWARDS 2017」の特別賞・著述賞が発表され、特別賞は坂口博信氏が、著述賞は『マヤ道!! THE ROAD OF MAYA』がそれぞれ受賞した。
詳細はこちら。
■特別賞
坂口博信氏
受賞理由:『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口氏は、同シリーズを世界的なRPGゲームタイトルとして育て上げるなど、豊かなクリエイティブ表現と高い物語性を持った作品を数多く生み出してきた。そのキャリアを通じて世界中のプレイヤーを魅了し続けてきた事から、海外での評価も高く、日本を代表するクリエイターの一人であると共に、今もなお精力的に活動をされ、業界に新風を吹き込む存在である。
■著述賞
『マヤ道!! THE ROAD OF MAYA』(ボーンデジタル刊/Eske Yoshinob著)
受賞理由:同書は本格的な技術書でありながら、漫画という手法を取ることで、難解な印象を与えずに親しみやすくするとともに、なかなか理解しづらいMayaの中核を分かりやすく説明している。読者の裾野を広げるとともに現場のプロが執筆する技術書の新しい形を提示した。
著者略歴:2001年から大阪のゲームプロダクションに勤務し、主にPS2向けのゲーム開発に従事。2006年からSquareEnixのVisualWorksでリガー並びにツール開発としての参加を経て、フリーランスCGデザイナーになる。現在はポケモンカードゲームやガンダムのカードゲームのイラストレーターをするかたわら、企業向けのリガー育成、パイプライン構築やツールの作成などを行なっている。