CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する「第24回 学生CGコンテスト(Campus Genius Contest」では、新しいメディアやテクノロジーを用いた作品を幅広く募集し、439作品の応募があった。この中から評価員によるノミネート選考会によってアート部門41作品、エンターテインメント部門43作品まで選出し、さらに両部門の審査員による最終審査会で、両部門合わせて21の受賞作品が決定した。また、受賞作品を紹介するイベント「CGC Meeting」を、2019年2月16日(土)、17日(日)の2日間、東京・お台場の日本科学未来館(予定)にて開催する。同イベントでは受賞者による作品プレゼンテーションや審査員・評価員とのディスカッション、受賞作品を中心とした展示や体験コーナー、上映プログラムを予定している。
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■「第24回 学生CGコンテスト(Campus Genius Contest)」受賞作品

12月12日(水)に第24回学生コンテスト(Campus Genius Contest) アート部門の審査員による最終審査会が開催され、439作品の応募の中から最優秀賞、優秀賞、審査員賞作品が決定し、両部門の受賞作品が決定した。見里朝希氏の作品『マイリトルゴート』が学生CGコンテスト史上初のアート部門、エンターテインメント部門 最優秀賞をダブル受賞。そして、(euglena)氏の作品『watage』も、アート部門 優秀賞受賞、エンターテインメント部門 塩田審査員賞受賞で両部門ダブル受賞となった。

アート部門
最優秀賞:
『マイリトルゴート』 見里朝希氏
優秀賞:
『卒制彼氏三部作』岡田詩歌氏
『watage』(euglena)氏 『Archi-Tekton』浜田卓之氏
審査員賞:
寺井審査員賞
『あかばしは落ちた』森永大貴氏
久納審査員賞
『ここに来るひと』西片 例氏
陣内審査員賞
『明るい部屋での写真』竹久直樹

エンターテインメント部門
最優秀賞:
『マイリトルゴート』 見里朝希氏
優秀賞:
『Glow World』 浅田健太氏(代表)
『リーダオブプラネット』 袴田圭人氏(代表)
『ONCE AGAIN』 高城茂彰氏(代表)
審査員賞:
塩田審査員賞
『watage』(euglena)氏
荒牧審査員賞
『Virtual tRace』黒崎敬太氏(代表)
市村審査員賞
『ふわふわの死』 ギブミ~!トモタカ(水間 友貴)

■学生CGコンテスト(Campus Genius Contest)について

1995年に始まった「学生CGコンテスト」は、時代とともに新しいメディアやテクノロジーを使った表現分野を取り入れ、現在ではCGのみならずアート、デザイン、アニメーション、映像、ゲーム、ウェブ、アプリなど、多様な表現を受け入れるコンテスト。学生CGコンテストの受賞作品は、ベルリン国際映画祭やアルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭など、国内外の有力なフェスティバルでも高く評価され、歴代受賞者の多くが、アート、デザイン、エンターテインメントなど、社会の様々なクリエイティブの第一線で活躍している。