Side Effects Softwareが「Houdini VFX セミナー 2016 東京」を3月24日(木)に開催する。
日本でのHoudini使用事例を、ポリゴンピクチュアズの秋山知広氏、東映アニメーション、トランジスタスタジオの平井豊和氏が紹介、また太田隆介氏によるVEX/Pythonの小冊子の紹介、またHoudiniの開発者の一人でシニア・マスマティシャン(上級数学者)のJeff Lait氏により、シミュレーションの分散処理とVEXの事例が紹介される。
参加者にはもれなく『Houdini実践ハンドブックWrangle×Python』を進呈。
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■開催概要
日時:3月24日(木) 13:30~18:00 予定
会場:在日カナダ大使館 B2シアター
〒107-8503 東京都港区赤坂7-3-38 TEL:03-5412-6200
地図
(地下鉄 銀座線、半蔵門線、都営大江戸線 青山一丁目駅より徒歩5分)
入場:無料(定員:200名)
主催:Side Effects Software Inc.
共催:株式会社インディゾーン/在日カナダ大使館 商務部
■プログラム概要
1:Houdini による分散シミュレーション:Jeff Lait
2:Houdini ユーザ講演:『海難1890』+『正解するカド』におけるHoudini活用事例:東映アニメーション
3:休憩
4:Houdini実践ハンドブックWrangle×Pythonの紹介:太田隆介氏
5:Houdini ユーザ講演:株式会社トランジスタスタジオ 平井豊和氏
6:Houdini VEX 201 Capillary growth:Jeff Lait氏
7:Houdini ユーザー講演:「プロシージャルアニメーションを用いたエフェクト作成とHoudiniを活かすパイプラインとその効果」株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 秋山知広氏
プログラムは予告なく変更になることがある。
■ゲストスピーカー
Jeff Lait氏:Senior Mathematician@SideFX
Jeffは、Side Effectsのシニア・マスマティシャン(上級数学者)で、過去15年にわたりジオメトリオペレータから流体シミュレーションまで幅広い分野で開発を行ってきた。また最近出版された『Multithreading for Visual Effects』の共同著者の一人でもある。仕事以外でもプロシージャルへの興味は絶えることなくビデオゲームにも及び、『Rogue』のようなビデオゲームを開発、その中で最も有名なものは『POWDER』というゲームだ。
鎌田匡晃(かまだまさあき)氏:東映アニメーション株式会社
東映アニメーションにて実写、フルCG、アニメなどジャンルを問わず様々な作品に参加。『海難1890』ではVFXディレクターを担当。
北川茂臣(きたがわしげおみ)氏:東映アニメーション株式会社
フリーランスのHoudiniエフェクトアーティストとして活動中。『海難1890』では海に関わるのショット、アセット制作を担当。3DCG Tipsサイト「No More Retake」管理人。
野口光一(のぐちこういち)氏:東映アニメーション株式会社
FXスーパーバイザーとして『ロボサン』、『海難1890』などを担当。そしてプロデュース作品として『楽園追放』と、最新作としてTVアニメ『正解するカド』を準備中。
太田隆介(おおたりゅうすけ)氏
京都生まれ。工業高等専門学校(電子制御工学科)卒業後、放送技術会社に入社し、データ放送の制作業務に従事する。プライベートでは、同人誌即売会に参加。サークル「魔法の蒸留水」名義で『Houdini実践ハンドブックWrangle×Python』等のテクニカル本を発行する。
平井豊和(ひらいとよかず)氏:株式会社トランジスタスタジオ
東京都北区出身。法政大学の在学中にプログラミングの勉学に励む一方でコンピュータグラフィックスに興味を抱く。卒業後には単身で中国無錫市へ渡りS3D(立体視映像)の専門家として技術指導にあたる傍らでHoudini特有の柔軟性や汎用性の高さに惹かれ、自らHoudiniの習得に没頭する。現在は株式会社トランジスタ・スタジオでテクニカルディレクター兼エフェクトアーティストとして勤める一方で、デジタルハリウッドや東京デザイナー学院でHoudiniの講師に従事し、今年2月に発売された書籍『Houdiniではじめる3Dビジュアルエフェクト』を執筆するなど、多方面で活躍を見せる。遺伝的アルゴリズムによる機械学習の実装や落ち物パズルゲームの映像化など、Houdiniの特性を活かした独創的な個人制作映像作品も公開している。
秋山知広(あきやまともひろ)氏:株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
2006年よりFXグループリーダーとしてチームを束ねながら、エフェクトスーパーバイザーとして多くの映画、TV、ゲーム映像などの案件に関わる。代表作は『ストリートファイター4』、『攻殻機動隊2.0』、『TRONライジング』など。 最新作の映画『亜人』では、形状が常に変化し続ける特殊なキャラクター「IBM」のアセット開発と、Houdiniパイプライン開発を担当。
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