クリーク・アンド・リバー社は、テレビ番組制作者のための著作権セミナー「いま注目の弁護士&プロデューサー 四宮先生のスペシャル講義!」を6月25日(土)に開催する。
番組・映像制作者は、著作権や肖像権で悩んだ経験があるかもしれない。例えば、取材後にインタビュー対象ともめた、ネットの素材を利用してトラブルになった、撮影時たまたま背景に映ったキャラクター(著作物)で編集や放送に影響が出た......など。ヒヤッとした経験をした人も多いのでは。
いまやクリエイターには企画・制作の段階から著作権の知識が求められる時代だ。そこで、テレビ番組や映像制作者向けに特化した著作権セミナーが開催される。制作者が現場で悩みやすい事例を中心に、「どこで線引きをすればいいのか?」の基準をわかりやすく解説。質疑応答の時間もしっかりとって、来場者の悩みに答えていくセミナーだ。
詳しくはこちら。
■こんな方にオススメ
・「一度ちゃんと著作権のイロハを学びたい」番組制作者・「日頃の疑問を解決したい」プロデューサーや局員
・「作品を世界に発信したい、応募したい」フリーランス
・「これから映像業界で働きたい」学生や未経験者
■ゲスト講師
弁護士:四宮隆史(しのみやたかし)氏(E&R総合法律会計事務所:代表弁護士、株式会社CRG:代表取締役)
今最も注目を浴びるエンタテインメントビジネス&ロー専門の弁護士。元NHKディレクターという異色のキャリアを持ち、テレビ局を中心としたエンタメ系企業の顧問弁護士、作家や俳優のエージェントや、映画・イベントなどのプロデューサーを手がける。現在OA中のテレ朝『グッド・パートナー』では脚本家の福田靖氏とタッグを組み、法律家ならではの経験・視点でシナリオ創作にも情報協力するなどマルチに活躍中。"現場出身の弁護士"四宮氏が、現場の悩みにわかりやすく答える。
■セミナー内容(※予定)
実際に起こった訴訟トラブルを中心に、著作権の基本~取材・制作における注意点や解決策を、楽しく、わかりやすく解説していく。セミナー後半は質疑応答が中心。「現在現場で悩んでいること・知りたいこと」に対して、四宮氏がストレートに回答する。制作者現場で「どこで線引きをすればいいのか?」と悩んだとき、判断の助けとなる実践的な内容を目指す。
<テーマ例>
・宇宙戦艦ヤマト事件~映像コンテンツの著作者って誰?(作者vs.プロデューサー)
・超時空要塞マクロス事件 ~著作権者はどっち?(企画会社 vs 制作会社)
・引用と盗用の微妙なライン ~原作・翻訳の引用など
・「パクリ」問題 ~例のエンブレムの話など
・パロディ・やらせの演出ボーダーとは?
・街頭インタビューのときに抑えておくと、あとで困らないポイント
・タレントのパブリシティ権って、知っていますか?
ほか、素材の2次利用における注意点、ライツ表記(テロップ)、ライツビジネスの最新情報など盛りだくさんの内容となっている。
■開催概要
【日時】
6月25日(土) 14:00~16:00(13:30 受付開始)
※終了後に、参加者同士の名刺交換&交流会を開催予定。無料。自由参加。
【会場】
株式会社クリーク・アンド・リバー社 麹町制作ルーム
東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 地図はこちら
5階セミナールーム(※エレベータ利用可)
【定員】
50名(レベル:初級~中級)
【対象】
テレビ番組制作者、エンタメ業界で就業中の方、フリーランスの映像クリエイター、テレビ局&プロダクション関係者、業界で働きたい未経験者や学生
【参加費】
無料
【申し込み】
申し込みはこちら。
【問い合わせ】
株式会社クリーク・アンド・リバー社
ブロードキャスティング・グループ 松本/宮城
TEL: 03-4550-0003 平日10:00~18:00(土日祝日除く)
MAIL:tv_event@hq.cri.co.jp