CG/映像クリエイターのためのスキルアップオンライン講座『CGWORLD +ONE ONLINE』。
海外で少林拳法を教えていた経験を使い現在はフリーランスのモーショナーとして活動中の松本 翔 氏による『視線誘導を活用したゲームモーションの極意 ~リアルタイムのゲームモーションで必要な視線や意識の誘導~』が2021年5月12日(水)にオンラインで開催します。
この講座ではゲーム用のモーションを作成するに上で必要な視線や意識の誘導について詳しく解説します。
リアルタイムで沢山の情報が表示されるゲームではプレイヤーの分身であるキャラクターが何をしているかを認識してもらうため、できるだけ自然に情報を表示し、動きを理解してもらう必要があります。
動きとして正しいアニメーションでもリアルタイムで沢山の判断を迫られるタイミングで再生されると、シチュエーションによっては混乱を生む「ダメモーション」になります。
特にゲームによるアニメーションではキャラクターモーションと敵の動きとしてつくる動きは同じではありません。
時と場合によっては動きとしては間違いとも取れる「嘘」を組み込むことによってリアルタイムで動くキャラクターとして説得力をもったアニメーションにすることができます。
視聴者の無意識下で行われる考え方を比べ、格闘技や心理などから学んだ視線誘導などのテクニックを組み込みながら、具体例をあげて細かく分解し解説します。
基本はアクションゲームのインゲーム用モーションの考え方となりますが、3Dアニメーションや映画などのキャラクターアニメーションにも通ずる視線誘導や意識誘導の講義です。
講座概要
講座名:
視線誘導を活用したゲームモーションの極意
~リアルタイムのゲームモーションで必要な視線や意識の誘導~
内容:
■動きによる視線誘導
アニメーションを作成するにあたって大切なプレイヤーの視線誘導の仕方について詳しく解説します。
「動くこと」による視線誘導や意識誘導、「動かさないこと」による視線誘導や、「動かすこと」による意識の外し方など具体例をあげて解説します。
■ポージングや人体による視線誘導
キャラクターの顔や手に視線が集まる現象を使った意識の誘導の仕方やポーズによる視線のブレのコントロールの仕方、また、4次元的なシルエットによる攻撃判定の考え方など具体例をあげて解説します。
開催日時:
2021年5月12日(水)18:00-21:00
受講料:
8,000円(税抜)
視線誘導を活用したゲームモーションの極意
~リアルタイムのゲームモーションで必要な視線や意識の誘導~