株式会社サンジゲンは、株式会社サブリメイションと、株式会社Tooとで、合弁会社アニメCGスタジオ・株式会社ウタリカを設立した。
■設立の背景と目的
昨今、CG制作の需要は高まっており、かつ高度になってきている。アニメ制作においても、キャラクターアニメーションをはじめとして、これまでになかった表現においても生産力とクォリティを求められている。サンジゲンとサブリメイションは日本各所に合計11ヵ所(サンジゲン8ヵ所250名、サブリメイション3ヵ所120名)にスタジオをもち、ウタリカは12ヵ所目のスタジオという位置付けで、3年後には50名を目指す。また、両社の制作業務において有意性のある3DCGアニメーションの実践教育を行なっている吉田学園情報ビジネス専門学校に学内スタジオを設置し、産学連携して北海道のクリエイター育成に力を注ぐことで、アニメCG制作の両社の作品を軸に、統一された管理システムを導入し生産力を増強する。また、.Tooと共同でバーチャルキャラクターの開発も積極的に挑戦していくという。
社名:株式会社ウタリカ(英語表記:UTALICA Inc.)
設立:2020年12月
本店所在地:北海道札幌市
学内スタジオ;吉田学園情報ビジネス専門学校内
役員構成:代表取締役社長 須貝真也、取締役副社長 松浦裕暁、取締役 石井淳一、取締役 金田剛久、取締役 黒﨑 豪
■札幌市からのコメント
「札幌市は"映像のまち条例"を制定するなど、クリエイティブ産業の振興に力を入れてまいりました。このたびのウタリカ様の設立及び吉田学園情報ビジネス専門学校様とのご連携は、クリエイターの育成という意味でも、魅力ある雇用の場が創出という意味でも大きな期待を寄せております。札幌市として心から歓迎いたしますとともに、支援してまいりたいと思います。ともに札幌市を盛り上げていくべく、お力添えを賜りますようお願い申し上げます」。