ファンワークスは、共同企画と3Dアニメ制作を担当する「Hebring 龍の道を昇る!!~Hebring on THE Dragon-rise Region~」プロジェクトが、総務省の「周辺産業との連携・地域活性化を目的とした放送コンテンツの海外展開に関するモデル事業」に採択されたことを発表した。
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■ 「Hebring 龍の道を昇る!!~Hebring on THE Dragon-rise Region~」プロジェクトについて

同プロジェクトは中京テレビ放送との共同企画提案として総務省から受託。ファンワークスはプロジェクトの共同プロデュースと3Dアニメーション製作を担当。ジャカルタのクリエイター、ANDI=MARTINをアニメ監督に起用し、彼が制作したキャラクターHEBRINGの「中部・北陸にまたがる昇龍道エリアの名所を巡る修行の旅」を、3Dアニメーションで制作する。番組全体は3Dアニメーションと実写で構成され、2015年3月頃にジャカルタの地上波テレビ局NET.TVにてインドネシア全土にオンエア。日本でも中京テレビにてオンエアが予定されている。
同事業は、ASEAN諸国の中で成長著しいインドネシア共和国に目を向け、地方活性化の足がかりとなるロールモデルを"放送コンテンツの海外流通"という視点で組み立てるプロジェクト。日本テレビ系列の準キー局中京テレビと、『がんばれ!ルルロロ』、『目玉焼きの黄身 いつつぶす』などのNHKでオンエアされるアニメシリーズや『富山観光アニメ』(経済産業省クールジャパンプロジェクト)、地方と連携したアニメーションやキャラクター制作の実績をもつファンワークスとがタッグを組み、取り組んでいく。
そして、ASEANキャラクター大賞にて準グランプリを獲得したジャカルタの新進クリエイターANDI=MARTINが産み出したアニメヒーロー"HEBRING"が大活躍する3Dアニメーションを起用して制作することで、インドネシアの視聴者に受け入れられるクリエイティブワークを展開し、中部・北陸エリアを紹介することで視聴者を誘致してエリアの活性化を図っていく。ASEANのクリエイターと日本のプロデュースによる新しいコンテンツモデルを生み出す作品であるため、地域活性とグローバル規模でのプロモーションのロールモデルを目指し、このモデルを汎用的に発展させることで、国内地方テレビ放送局のコンテンツ制作に対する視点を海外にも向けるイノベーションを図るきっかけとする。将来的には、クリエイターのネットワークを国内外に拡げるきっかけにしたいと考えているという。
アウトプットは、視聴者に富裕層が多く、斬新な切り口の番組を数多く送り出している新進気鋭の地上波のテレビ放送局NET.TVを通じて、インドネシア全国にオンエアされ、オンエア時期は2015年3月頃を予定している。
中京テレビとファンワークスは、本プロジェクトを通じて、動画サイトやYouTubeの浸透、多様なデバイスの進展でコンテンツへの接触がテレビ受像機から離れつつある現状を打開するために、エリアの企業・行政機関などと連携しコンテンツの開発をしながら産業の発展・地域の活性化に貢献し、その取り組みを継続的かつグローバルな規模で展開していくためのモデルづくりを目指す。プロジェクトには国土交通省、経済産業省, 国際機関日本アセアンセンター、地方自治体などが参加。各省庁、各自治体などを広域に連携したプロジェクトだ。
●昇龍道プロジェクトとは?
日本有数の観光資源を有する中部北陸9県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、石川、富山、福井、滋賀)が官民一体となって外国人観光客誘致を推進するプロジェクト。「昇龍道」のネーミングは能登半島を龍の頭に、三重県を龍の尾に見立てて龍の体が中部9県をくまなくカバーしながら天に昇っていくイメージに重ね合わせたもの。推進母体の「昇龍道プロジェクト推進協議会」では様々なプロモーション活動や受け入れ体制向上に向けた取り組みを実施している。
●プロジェクトメンバー
中京テレビ放送
ファンワークス
Main Studios(インドネシア ジャカルタ)
CTV MID ENJIN
昇龍道プロジェクト推進協議会(国土交通省中部運輸局・国土交通省北陸信越運輸局・中部広域観光推進協議会)
経済産業省中部経済産業局
経済産業省関東経済産業局
(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
日本観光振興協会中部支部
国際機関日本アセアンセンター
NET.TV(インドネシア ジャカルタ)
経済産業省
国土交通省
中部国際空港
LLPアセアンクリエイティブサポーターズ



■ 関連 URL

・「Hebring 龍の道を昇る!!~Hebring on THE Dragon-rise Region~」プロジェクトについて
 http://www.fanworks.co.jp/blog/?p=2846
・株式会社ファンワークス
 http://www.fanworks.co.jp