株式会社Zero-TenMoonshot株式会社は「移動式VR映画館」と題したVRに特化したコンテンツ事業を開始する。Zero-Tenが持つデジタル映像制作技術や興行ノウハウと、Moonshotが持つVRコンテンツのプロデュースや演出技術を組み合わせた様々なVRコンテンツを製作、日本全国各地で上映しつつ、アジア各国での上映も目指していく。現在、2019年2月は大阪・梅田(VR ZONE OSAKA)での上映が決定しており、順次全国での上映を予定している。
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■「移動式VR映画館」第一弾は『えんとつ町のプペル』

第一弾は、西野亮廣氏の著書『えんとつ町のプペル(出版 幻冬舎)』を題材としたVRコンテンツで、原作の物語、グラフィックをVRで再現した約15分間の作品。本作の監督は『ABAL:DINOSAUR』などを手がけた尾小山良哉氏。今回、VRシアターに採用するシステムは、参加者全員がバーチャルな世界の中で、物語を共有体験できるシステム。使用するVRヘッドセットは昨年世界ではじめて発売された、PCやスマホを必要としないスタンドアロンVR HMDのLenovo mirage soloを採用、外部スピーカーなど立体感のある音響環境のもと、物語の中に入り込める次世代のバーチャル体験が提供される。また現在、吉本興業プロデュースのクラウドファンディング「SILKHAT」にてプロジェクトを公開中だ。

上映予定
【大阪】梅田 HEP FIVE 8・9F
VR ZONE OSAKA
主催:Moonshot株式会社
開催日程:2月8日(金)~3月15日(金)※予定
席数:40席
上映時間:各回約15分 11:30~21:30
※VR ZONE OSAKA営業時間は11:00~22:30(最終入場:21:30)
以降、順次全国での上映場所を追加

■「移動式VR映画館」とは?

劇団が日本全国、世界各地を巡業するように、「移動式VR映画館」も各地を周り、上映していく。映画館というと、これまでは1つの場所に固定されたスクリーンと音響設備だったが、VRの世界ではスクリーンは施設に設置するものではなく、鑑賞者が装着。スクリーン(VRではVRヘッドセット)と音響設備を各地に持ち歩くことで、商業施設や飲食店、または学校などどこでも上映を行うことができるようになった。
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