東洋美術学校は、サイバーノイズが開発したLive2Dを活用し、CGアニメーションの授業を産学連携で開始する。
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■ 「モーションデザイン/Live2D」について

コンシューマーゲームからiPhone、Android端末用アプリケーションまで100を超える導入実績を持つサイバーノイズが開発したLive2Dを用い、CGアニメーションの授業を産学連携で実施。カリキュラムは年間を通じて理論、演習、自主制作と展開する事で、最終的には生徒自らがキャラクターデザイン、パーツ毎の素材制作、そしてモーションデザインまでを行えるよう進めていく。Live2D導入による同校の狙いは「キャラクターを中心軸とした全ての動作をデザインできるイラストレーターの育成」。CGアニメーションの世界はTVやPCからモバイル端末に大きくシフトしており、スマートフォンを通じてつながる世界中のプラットフォームから今後多くのモバイルアプリ・ゲームが開発・配信されていく流れにおいて、日本の2Dアニメーションの技術はキャラクターを通じて展開することが有効だ。そんな中、同校はLive2Dを用い、オリジナルキャラクターはもちろんのこと、産学連携で企業のキャラクターコンテンツのモーションデザインなど、様々な活用方法について考えていく。

授業名称:「モーションデザイン/Live2D」
対象:東洋美術学校2年制イラストレーション科コミックイラストコースの生徒
教材:2014年1月29日にソフトバンククリエイティブ出版より発売の『公式Live2D Cubism モデリング&アニメーション』を年間教材に、著者の大平幸輝氏から技術を直接学ぶ。
年間シラバス:講義・演習を含み全27回
<LEVEL1.Live2D Cubism の制作フローを知る>
・サンプルキャラクターを使用したModeler作業
<LEVEL2.Live2D Cubism でアニメーション映像の作成>
・ポリゴン作成による描画オブジェクトの配置
・デフォーマの作成
・Animatorでのアニメーション作成
<LEVEL3.Live2D Cubism でアプリ用シーン作成> ・シーン作成によるアプリ用アニメーション作成
・アプリに組み込み作品として完成
<LEVEL4.オリジナルキャラクターによるモデル作成>
・オリジナルキャラクターのテクスチャ作成
・modelerによる描画オブジェクトの配置
・modelerによるデフォーマの作成
・Animatorでのアニメーションorアプリ用シーン作成
講師:スタジオアカランタン代表 大平幸輝氏



■ 関連 URL

・「モーションデザイン/Live2D」について
 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000008841.html
・学校法人専門学校 東洋美術学校
 http://www.to-bi.ac.jp