東映株式会社ツークン研究所は、CGでのリアルな人間の生成(デジタルヒューマン)に本格的に取り組むため、専門の研究チームを立ち上げ、人間の顔のスキャンシステムであるLightStageを導入することを発表した。
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■概要

昨今のコンピュータグラフィックス技術を使用した映像表現の高度化は目をみはるものがあるが、デジタルヒューマンはその中でも最も難易度が高い分野。そのための重要なシステムとして、米国USC大学ICT(Institute for Creative Technologies)が開発した、最新版のLightStage(ライトステージ)の導入を決定した。LightStageとは人間の顔のスキャンシステムであり、天球状に設置された多数の照明をコントロールしながら撮影することで、形状だけでなく、質感までも高精細に得ることができる。

LightStageの導入時期は、2018年11月末~12月上旬を予定している。ツークン研究所はLightStage導入後、3年を目途に、本格的なデジタルヒューマン研究の成果を上げることを目標にしている。