株式会社アマナ所属の「ハイドロイド(Hydroid)」は、公立大学法人横浜市立大学の武部貴則特別教授らとともに、国立感染症研究所(NIID、所長:脇田 隆字氏)の松山 州徳ウイルス第三部第四室室長の協力のもと、最新の情報に基づいた新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の静止画・動画CGを制作。同CGを、教育、研究、報道の分野で幅広く活用してもらうため、無償で提供することを発表した。
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■概要
世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大し続ける状況において、正しい知識の啓発を担う教育機関や、最前線で治療薬の研究等を進める研究機関、また国内外の最新情報を伝え続ける報道機関に貢献すべく、ハイドロイドの専門性と技術力を活かすことを検討。日々研究が進み、同ウイルスに関する情報が更新される中、横浜市立大学 先端医科学研究センター「コミュニケーション・デザイン・センター」センター長を務める武部貴則特別教授の監修、また国立感染症研究所ウイルス第三部第四室 松山 州徳室長の協力のもと、最新の情報に基づき、ウイルス表面のタンパク質の動きや分子レベルで解明されたタンパク質の構造を3DCG化した。
学術監修のもと、このような形でタンパク質の構造や動きを表現した静止画ならびに動画CGを制作し、教育、研究、報道用に無償提供するのは、国内でも他に類を見ない取り組みといえる。また今後、当該ウイルスの最新情報が更新されるたびに、同静止画・動画の内容も更新していく予定。このような素材の無償提供により、各教育、研究、報道機関にて、SARS-CoV-2やCOVID-19に関する啓発活動や論文などに活用してもらい、コミュニケーションの活性化につながればと考えている。
なお、本静止画・動画同CGは、ストックフォト・動画の販売サイト「amanaimages.com」を運営するアマナグループ傘下の株式会社アマナイメージズが取り扱う。当該素材の利用を希望する際は、専用の申込みフォーム、または、電話にて依頼を。サイト内では、自由に利用できるよう、白背景・透明背景画像、アップ画像、数種類のカラーバリエーションがある複数個画像などの静止画と、粒子回転動画、複数個浮遊動画などの動画素材を一覧でみることができる。