株式会社ギークピクチュアズ株式会社A.L.I. Technologiesが発足した、若手デジタルアーティストの創作活動を支援する「Digital Artists Support Project」(以下、DASP)は、第1弾となる支援プログラムへの募集を開始した。
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■「DASP」について

第1弾支援プログラム「Free Cloud Rendering Support Program」は、国内20歳以下の3DCG制作を行うアーティスト向けに、クラウドレンダリングサービス「BULLET RENDER FARM(ブレットレンダーファーム)」の利用を無償提供し、3DCG創作活動を支援するもの。3DCG創作においてネックとなるレンダリングの処理時間は、パソコンやサーバーをより高性能にして高速化させることが一般的。しかし非常に高額な導入費用がかかることから、クラウド型のレンダリングサービスの利用人気はプロ・アマ問わず高まっている。

同プログラムの支援対象であるBULLET RENDER FARMは、GPU構成のクラウドレンダーファームで、複数のマシンを一気に稼働させ、レンダリングを高速に処理する。使い方は、3DCG制作ソフトウェアで制作したデータを書き出し、BULLET RENDER FARMへアップロード。すると、クラウドサーバー上のマシンでレンダリング処理が実行され、処理完了後にレンダリング済みのデータをダウンロード頂くだけのシンプルな手順だ。

プログラムへの応募は、20歳以下のデジタルアーティストを対象に、DASPのホームページ応募フォームより参加申請を行なう。また、同プログラムを通じて制作した作品は、ハッシュタグ「#DASP1」をつけてSNSへ投稿すること。

第1弾支援プログラム
名称:Free Cloud Rendering Support Program
対象者:20歳以下のデジタルアーティスト
応募フォーム:https://digitalartistssp.org/
支援内容:BULLET RENDER FARMの利用
利用期間:2021年3月末まで ※期間は変更になる可能性もある