株式会社アタリは、新たなビジュアル概念をもつデジタルキャラクター制作のためのサービス「Virtual Gemini(バーチャルジェミニ)」をリリースすることを発表した。Virtual Geminiを活用して、デジタルツイン・メタバース・5Gの時代においての、肖像のDX化/IP化を推進していく予定だという。
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■概要

Virtual Geminiとは、タレントやアーティストなど実在する人物がバーチャル上で活動するための、双子のようなデジタルキャラクターをつくり出すサービス。リアルから飛び出しデジタル上で活動するための姿をもたせることを目的とし、独自のメソッドを活用したセミリアリスティックなバーチャルヒューマンの見た目が特徴的だ。また肖像のDX化に伴う知財(IP)の販売とキャラクター毎の各種マネタイズプランの提供も可能としている。

■背景

COVID-19の影響でエンターテイメント業界全体のオンライン化が余儀なくされ、様々な著名人のオンラインのイベントや活動が多く開催された。タレントやアーティストがデジタル上で活動することに特化した姿をもつことや、その拡張性を受け入れられる時代となっている。そのようなマーケット環境をいち早く捉え、リアルタイムにバーチャル空間やオンラインプラットフォーム上でのコンテンツ運用とマネタイズを可能とするサービスをつくり出したのが背景となった。これまで数多くのバーチャルヒューマンやアバターなどの制作を手がけてきたアタリの独自メソッドにより、ニーズに合わせた幅広い展開とカスタマイズを提供することを可能としている。