オートデスクは、コンセプトデザイン、意匠、機械設計、製造、解析の機能を備えたクラウドベースの次世代 3D CAD/CAM/CAE ツール「Fusion 360」の日本語版を今年秋から提供開始する。「Fusion 360」はこれまで英語版でのみ利用可能だったが、国内の個人ユーザやスタートアップ企業から多くの要望を受け、日本語版を用意することとなった。
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■ 概要

「Fusion 360」は、設計、製造、解析の機能をクラウドベースのプラットフォーム上で統合して提供する。これによりプロダクト デザインの一連の流れを一つのツールで行える。同社は2013年から「Fusion 360(英語版)」を提供してきた。そしてこれが特にハードウェア スタートアップ企業の新しいデザイン/設計のプロセスにマッチし、現在では「Fusion 360」が従来のCADとは異なる市場を作り出している。

exiii CCO 小西哲哉氏のコメント
「簡単に使えて、作業効率も上げることができる Fusion 360 はクリエイターにとって今日からでも大きな助けとなってくれるツールです」。
オートデスク「Fusion 360」担当ディレクター ケビン・シュナイダー氏のコメント
「設計と製造プロセス改革を行ってきた日本市場で当社の次世代ツールを提供できるようになり、大変うれしく思います。Fusion 360は、コンセプトデザインから製造まで同じインターフェイスで操作することができます。日本の工業デザイナー、機械設計者、製造現場、学生、そしてMaker が、クラウド コンピューティング時代にふさわしい創造性を発揮してより高いレベルのプロダクトデザインを実践できるよう願っています。初めての製品開発を、ツールを使ってやってみようと思ってもらいたいと考えています。日本の Maker、デザイナー、設計者、製造現場でぜひFusion 360 を使ってみてください」。

「Fusion 360 日本語版」は2015年秋に提供開始予定。英語版はすでに提供しており、アイデアを具現化したり、ビジネスを起こすために「Fusion 360」を習得しようとする学生、ホビー用途、スタートアップ企業は無償で利用することができる。

■ 関連 URL

・「Fusion 360」日本語版提供開始について
 http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=24545587
・オートデスク株式会社
 http://www.autodesk.co.jp