HPは、新製品のNVIDIA Quadro P5200 GPUを初めて搭載したHP Z VR Backpackを発表した。HP Z VR Backpackは、専門家がVR環境内で制約なく動き回ることができる10ポンド(約4,500グラム)のウェアラブルPC。NVIDIA Quadro P5200と組み合わせることにより、デザイナー、エンジニア、レンダリング担当者は、ハイエンドワークステーションを背負って持ち運べるようになる。米国では9月の発売予定で、価格は3,299ドル(約36万4000円)。日本での販売価格は未定。
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■HP Z VR Backpackについて

HPのワークステーション製品管理担当副社長であるジョッシュ・ピーターソン(Josh Peterson)氏は、次のように述べている。「NVIDIA Quadro P5200を搭載したHP ZVR Backpackによって、ウェアラブルVRワークステーションが実現します。これにより、当社の顧客は、最適なパフォーマンスと最高のユーザーエクスペリエンスで、ハイエンドな高負荷のワークロードと複雑なシミュレーションをスムーズに操作できるようになります」。

NVIDIA Pascal GPUテクノロジを採用した新製品のNVIDIA Quadro P5200 GPUは、16GBのメモリ容量を備えており、今日の市場で最も強力なモバイル ワークステーション向けGPU。P5200によって、専門家はどこにいてもリアルな没入型VRや大きな4Kデスクトップディスプレイで、複雑な設計作業を行うことができるようになるという。