ペガシス(墨田区両国 代表取締役社長 堀 良通、以下ペガシス)は、高速カット/スマートレンダリング編集ツール「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」の後継製品として、新たに「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5 (ティーエムペグエンク エムペグ スマート レンダラー 5)」を、11月12日に発売する。現在、先行体験版が公開中だ。

ダウンロード版の発売開始は11月12日を予定。
※同製品はダウンロード版のみの販売

更に高速に。スマートに。
突き詰められた映像カットツールはさらなる領域に。
カッティングツールのデファクトスタンダードがさらに進化。
H.265/HEVC のスマートレンダリングに対応 。

「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5」は、MPEG動画フォーマットに特化した高速映像カッティングツールだ。映像をできる限り高速に、詳細にカットできることをコンセプトに設計されており、編集箇所以外は可能な限り無劣化で出力する「スマートレンダリング」機能により、超高速の出力を実現。

■製品コンセプト

前バージョンでは、「エンコードしない生活」の確立をコンセプトに、H.264/AVC に対応し、市場にある動画ファイルのスマートレンダリングを広くカバーすることで、カッティングツールとしてのデファクトスタンダードの地位を築いた。本バージョンでは、MPEG-1/2、H.264/AVC に加え、新たに次世代映像フォーマット "H.265/HEVC" にも対応。更に幅広い範囲でのスマートレンダリング対応を訴求すると共に、カッティングツールは「編集作業が高速に、そしてスムーズに行えなければならない」という原点を見直すことをコンセプトにおいている。

内部処理をイチから見直すことはもちろん、シーク動作やカット手順の精査など、プログラム以外の要素にも多く追求している。また、CM候補検出などをフォルダー監視で自動実行する新たなツール「プロダクションツール」など、編集の事前準備にも効率化がされる機能を追加。Blu-ray(BDAV)出力やiVDR-S編集機 能なども搭載し、高画質で高速なカット編集・出力を実現する。

■主な追加機能

・64ビットアーキテクチャにネイティブ対応
・次世代 映像フォーマット H.265/HEVC のスマートレンダリングに対応
・MXF コンテナ入力に対応
・ISO ファイルの直接入力/編集に対応
・High 4:4:4 10ビット H.264/AVC の入出力に対応
・XAVC S出力に対応
・入力後のマルチストリーム/タイトル再解析機能
・最短を実現する為、更に磨き込まれた編集機能、インターフェース
・クイックプロパティ/ファイル履歴機能
・アプリケーション間でのクリップドラッグコピー対応
・正確に。そして高速に。新たな進化を遂げたカット編集画面
・高速となったドラッグシーク機能+シーク用インデックス作成機能
・リアルタイムクリップ登録機能
・範囲設定と同時にカット - クイックカット機能
・現在フレーム情報表示機能
・プレイヤーコントローラーの分離に対応
・キーフレームリストのプリセット登録機能
・"CUDA™" "Intel® Media SDK(QSV)" のハードウェアデコード機能に H.265/HEVC 対応を追加
・"AMD Media SDK" の H.264/AVC ハードウェアデコードに対応
・複数範囲の設定に対応したテロップ機能
・編集の事前準備を完全自動でバックアップ - "プロダクションツール"

■標準価格

ダウンロード版: 6,648円(税抜)

■発売日

11月12日(木)

■同社プレスリリースページはこちら
■製品の詳細ページはこちら
■体験版ダウンロードページはこちら