カラーサイエンスとテクノロジーのグローバルリーダー、エックスライト（本社：東京都江東区、代表取締役：南 文輝）は、映像制作者向けに「ColorChecker Video（カラーチェッカー・ビデオ）」と「ColorChecker Passport Video（カラーチェッカー・パスポート・ビデオ）」を1月22日（金）より販売開始する。

本製品を使用することにより、ユーザーはビデオの編集時間を短縮し、カラーバランスのコントロールを向上することが可能になる。またカメラ、レンズ、照明条件やその他の環境によって左右される色情報を簡単に調整できる。

エックスライトの製品マーケティング副社長を務めるクリス・ウィンチェスキー氏は次のように話す。「この2つの新製品は、写真とイメージング分野で長年愛用されてきたColorChecker製品ファミリーを動画制作者向けに特化した製品です。映画制作会社が独自の色選別を行う場合、カラースペシャリストに外注する場合、または独自で撮影・監督を行う場合など、幅広いケースで既存のワークフローでご活用いただけます。急成長する映像制作市場では初のカラーターゲットソリューションとなり、映像制作や編集に実用的でありながらコストを抑えることができるでしょう」。

■ColorCheckerの40年の歴史

ColorCheckerはこの40年にわたり、写真・映像業界で多くの方に使用されてきた製品だ。新しい動画撮影者向けのColorCheckerターゲットはエックスライト独自のカラーサイエンスを用いて、映像の編集作業に最適な機能を提供。「Adobe Premiere」、「Apple Final Cut Pro」、「DaVinci Resolve」、「Avid」などのビデオ編集ソフトウェアに、映像制作専用のColorCheckerターゲットを利用できる。

■「ColorChecker Passport Video」について

「ColorChecker Passport Video」には下記の4つの異なるターゲットが付属。ポケットサイズのハードケースに収納されたオールインワン機能の製品だ。

・ビデオ制作に対する肌の色、グレーバランス、ハイライト、シャドーなど特定の色彩色を評価するカラーレファレンス。
・一貫したニュートラルな白色点を作成するホワイトバランスにより、フレームごとの修正作業が不要。
・白色ハイライト、中間調のグレー、高彩度ブラックリファレンスを含む3段階グレースケールターゲット。
・中央／端のフォーカスをサポートするフォーカス用ターゲット。
・Color Finaleに対応。

■「ColorChecker Video」について

「ColorChecker Video」の大型フォーマットは下記の特長を持ち、カメラ検証やスタジオ、およびロケでのワイドショットに適している。

・グレースケールパッチの2つのシリーズ：ハイライトおよびシャドー域に近い追加ステップの均一グレーバランスに対する7つの小型パッチ付属。カメラが認識しやすい高光沢ブラックを含む4つの大型グレーレベル長方形。
・外端にセットされた数多くの肌色パッチ（明るい色から暗い色）により調整が簡単。
・適切な色と彩度に調整が可能な、一連の高彩度色／低彩度色。
・裏側にフルサイズのホワイトバランスターゲットが付属。

■エックスライトについて

パントンを子会社に持つエックスライトは、アメリカのミシガン州グランドラピッズを本拠地とし、カラーサイエンスおよびテクノロジー分野において世界をリードする企業。測定システム、ソフトウェア、カラースタンダード、サービスを通して、革新的なカラーソリューションの開発、製造、販売、サポートを行う。エックスライトでは、印刷、包装、写真、グラフィックデザイン、ビデオ、自動車、塗料、プラスチック、テキスタイル、歯科、医療など幅広い産業でカラーの専門知識で品質改善やコスト削減に協力している。

詳しくは、www.xrite.co.jp/、xritephoto.com/ 、www.xritephoto.com/filmmakingを参照。

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■パントン社について

パントンはエックスライトの子会社で、50年近くにおいて世界のカラーオーソリティーとして、多彩な検索や表現を求めるデザイン専門家に製品およびサービスを提供してきた。カラーのインスピレーションの源となるパントンは、ユーザーにペイントやデザインにおいて、感銘を与える製品やサービスを提供している。

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