トーワ電機 BOXX事業部が、最大44コア、88スレッド搭載のBOXX最新ワークステーション&レンダーモデルを販売開始した。
これまで、BOXXのユーザーの多くは、3Dモデルリング、製品設計、シュミレーション、および建築設計の際、エンジニア、建築家、またはビジュアルエフェクトアーティストで、レンダリングやシミュレーションに多くの時間を費やしている。
BOXXは、3DCG制作において、3Dオブジェクトを操作しながらのビューポートの効率を高めるためにシングルスレッド性能に焦点を当てており、ワークフローにおけるレンダリングとシミュレーション性能については、CPUコアにおける圧倒的優位性に勝るものがない、ということを理解している。そして、これら最適なシステム選びには、搭載されるインテル Xeon プロセッサーの性能によって大きく影響されると考えているとのこと。
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■「インテル Xeon E5-2600v4」シリーズの特長
・前シリーズ「Haswell-EP」比でコア数とスレッド数比較で約20%向上
前Haswell-EPでは単一CPUあたり最大で18コア36スレッド(XeonE5-2699v3)に対して、今回のBroadwell-EPでは最大1CPUあたり22コア44スレッド(Xeon E5-2699v4)仕様となる。当然、Xeonプロセッサーはデュアルソケットに対応しているので、CPUを2基搭載することにより最大44コア88スレッドというマルチコアマルチスレッド環境を実現可能になり、全モデルと比較して約20%以上の性能向上が見込まれる。
但し、180Wを超えるCPU搭載の場合、システム構成によって最大消費電力により仕様の制限がある。また、E5-2600 v4シリーズでは、AVXを機能が強化され、実行しているコアは自動的に非AVXコードを実行しているソケットに振り分け、ターボの最大周波数低下を防ぐ。
・DDR4-2400 ECC REG対応
前世代においてはサポートされていたDDR4メモリの動作周波数は最大2133MHzまでとなっていたが、今回の「Broadwell-EP」E5-2600v4シリーズにおいては最大2400MHzにまで引き上げられている。
・I/O拡張機能の充実
デュアルXeonプロセッサー搭載により、PCI-Expressレーンを最大限利用することができ、マルチGPUやNVMe SSD など高速なI/Oデバイスの利用を可能にさせている。
その他、最新「インテル Xeon E5-2600v4」シリーズ対応モデルの詳細はこちらで確認できる。