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Vol.10:Gyuki phantom beast[牛鬼 幻獣]~Concept Model

Vol.10:Gyuki phantom beast[牛鬼 幻獣]~Concept Model

ZBrushマスターとして独特の存在感を放つVillard・岡田恵太が、ZBrushを用いた勢いのある造形テクニックを毎月紹介していく本連載。今回はいつもと少し趣向を変え、日本の妖怪「牛鬼」をモチーフとした和のテイストのクリーチャーを造形します。

TEXT_岡田恵太 / Keita Okada(Villard Inc.
EDIT_小村仁美 / Hitomi Komura(CGWORLD)



日本の妖怪をモチーフに

今回のモチーフに選んだものは、日本の妖怪の「牛鬼」です。「牛鬼」とは、西日本に伝わる妖怪で、牛の顔と蜘蛛のような体をもちます。この牛鬼を顔を鬼らしく少しアレンジし、日本の雰囲気をより感じさせるようなデザインを意識してみました。

主要な制作アプリケーション
・ZBrush 2019
・Adobe Photoshop CC 2018
・KeyShot 8
・Procreate 4.0.10

STEP 01:デザイン画の準備

まずiPadでざっくりとラフ画を描きます。スカルプトしながらデザインを詰めていくため、どんなものを作るのか雰囲気がわかる感じで描きます。


STEP 02:顔のモデルを作成する

Sphereからまず頭部を作成します。今回はまず顔の雰囲気を決めたかったので、全体より先に顔の印象を詰めました。


  • 【1】Sphereを出します

  • 【2】ざっくり面取りしていきます


  • 【3】顔の凹凸を作り、彫り込んでいきます

  • 【4】彫り込みを深くしていきます


  • 【5】顔の形状を整えます

  • 【6】少しずつディテールを加えます


  • 【7】表情筋を盛っていきます

  • 【8】荒々しく、迫力が出るように彫っていきます


  • 【9】口元を作成します

  • 【10】側面からみた形状も整えていきます


  • 【11】顎や頬の形状を作っていきます

  • 【11】鼻周りを整えます

STEP 03:顔のモデルの詳細を詰める

特徴的な飛び出した眉をはじめ、顔にディテールを加えていきます。


  • 【1】眉を追加します

  • 【2】眉を伸ばし、彫り込んでいきます


  • 【3】ディテールを足していきます

  • 【4】側面からも確認します


  • 【5】頬のあたりのディテールを足します

  • 【6】側面のディテールを追加します


  • 【7】全体をみながらディテールを調整します

次ページ:
STEP 04:脚以外の体を作成する

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