こんにちは、CGWORLD編集部です。先日から告知しておりましたCGWORLD最新号、vol.294(2023年2月号)がいよいよ本日1月10日(火)に発売です! 今月号の見どころや業界の気になるトピックを、CGWORLDアドバイザリーボードのメンバーに紹介していただきました!

記事の目次

    ※本記事は、CGWORLD vol.294掲載の「アドバイザリーボード 今月の視点」に情報を追加して再編集したものです

    CGWORLD vol.294(2023年2月号)

    特集:映画『すずめの戸締まり』
    判型:A4ワイド
    総ページ数:112
    発売日:2023年1月10日
    価格:1,540 円(税込)

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    制作管理を担うポジションの重要性

    CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼

    今月はいつもとは異なる視点で、制作の管理やプロデューサーとしてご活躍されている白組・畑中 亮さんにお話を伺いました。日の当たらないポジションかもしれませんが、改めて皆さんのご活躍のおかげで作品は仕上がるということと、仕事の面白さにも気づけました。多くのクリエイターの方に読んでいただききたいです!

    編集長が聞く ~作り手たちの物語~ 第5話:白組 畑中 亮さん

    新海 誠監督の最新作『すずめの戸締まり』

    ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛

    その映像美で知られ、今や国民的アニメ監督となった新海 誠さんの最新作、『すずめの戸締まり』の秘密に迫る特集がとても楽しみです。私も初期作品から観ていて、ずいぶん昔に画集を買うほどその背景に魅せられていました。そして、60年代の日本をしっとりと湿度感のある画づくりでフォトリアルに再現した白組さん作の『SILENT HILL f』ティザートレイラーのメイキングも注目!

    特集:映画『すずめの戸締まり』
    『SILENT HILL f』ティザートレイラー

    2023年のCG映像業界トピックを大予想!

    ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス

    新年おめでとうございます。2023年新春特別初夢特集です。どこまで当たるかな??

    1:Stable Diffusionがキャラデ担当するアニメ映画が公開。大ヒット!
    2:3枚写真を撮るだけで360度全てを3DアセットにするモンスターNeRF登場!
    3:家族写真を入力するとご先祖一族の顔写真を自動生成するGAN、「ファミリーヒストリー」番組技術部が開発!

    本年もよろしくお願い申し上げます。

    対話型AIの登場で仕事の進め方が変わる⁉

    CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一

    AIテクノロジーを利用した自然言語処理ツール「ChatGPT」にMayaのスクリプトを書いてもらうテストをしました。これからは先輩やTDに質問する前にAIに聞く時代が来そうな予感がします。AIを使いこなすクリエイターのポテンシャルは計り知れません。

    AI関連をはじめとした新しい技術との共存

    CGアート全般&実写VFX担当:Khaki

    早いもので2023年になりました。昨年はUnreal Engine 5のリリースやAI技術の普及など、技術革新が目立った年でした。今年もよりいっそう、これらの技術の進化がCG業界に大きな影響を与えると感じています。そのために、技術の進化に注目しつつ、新しいことに挑戦し、共存していきたいと思っています。

    2023年すぐに発売予定 IntelのハイエンドCPU

    レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明

    新年早々ターボクロックを6GHzに、ベースクロックを200MHz引き上げたCore i9-13900KSが登場しますね。電力制限がどのような状態になっているのか気になりますが、最高の処理能力を得たい方にとってはベストな選択肢かと思います。ノートPC向けにも、デスクトップPCと同じコア数を登載したCore i9-13980HXが用意されています。こちらも性能全振りのため冷却周りが気になりますが、モバイルとしては最高の瞬間性能を発揮するのではないでしょうか。Ryzen 7000HXシリーズとの熱い戦いが見ものです。